2012年3月10日

初代プレイステーションをCDプレイヤーとして使う(3)

今回はCDの再生に不具合がある個体の修理についてです。


外周側のトラックを再生しているときに音が途切れるという個体でしたが、交換後は最後のトラックも問題なく再生できるようになりました。
1つ$9.99ですんで、ジャンク品のSCPH-1000を復活させるのには安いと思います。
(ハードオフなどでジャンク品のSCPH-1000を315円、ブックオフでPS2用のリモコンユニットを525円で買ってます)


eBayで購入したのは。「PlayStation 1 PS1 KSM-440ADM Laser Lens Drive」というもの。価格はUS$9.99でした。(送料無料で香港からの発送)

ちゃんとした輸送用のパッケージに入って送られてきました。
パッケージを開けたらフレキシブルケーブルが長い、長い。こんなに長い仕様のものもあるのかとびっくり。


上側からだと差がわかりにくいので内部側で比較してみます。


なんか違います。(左が互換品)


三箇所のゴムブッシュで浮くようになっているのですが、その隣のスペーサー(脚)の高さが違います。
外周方向のスペーサー(壁)も高さが違います。



というわけで、スペーサーはニッパでカット。高さを揃えて組み込みました。
本来はこのピックアップユニット(トラバース)が浮いていて、押したら沈むのが正解。
組み込んでみたら本体のケースと干渉して沈み込まない状態でした。


ケースのあたる部分をカッターで削りました。


ケースに組み込んだ状態で、ピックアップユニットが「浮いた」状態にする必要があります。
PSCH-1000以降のモデルにも対応させるため、スペーサー(脚)などは長く作られているようです。
ゴムブッシュ付近のスペーサーが当たる箇所は、SCPH-1000だと基板を覆う金属カバーがプレス成形で「台」になっている→コストアップ要因なのかなと。

そうそう、長すぎるフレキは途中で切断してというわけにもいかず、ノイズ源となる電源部やモータ駆動用のケーブルと離して収納しました。


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