2011年8月12日

続 「われわれが聞いたのは、今の新しい世代はサウンドを気にしていないということだった」


「われわれが聞いたのは、今の新しい世代はサウンドを気にしていないということだった」(Iovine氏)
前回に続き、この話、引っ張ります。

CNET Japan  HTC、ヘッドフォンメーカーBeats Electronicsに出資--携帯の音質向上を目指す
http://japan.cnet.com/news/business/35006141/

ヘッドフォンメーカのBeatsの会長さんの発言の一部なんですけど、音楽には接する機会は以前より増えているけど音質は「それなり」でというのは、カーオーディオにも当てはまるし、ホームオーディオにも当てはまる話だなと。

カーオーディオをわざわざ純正からカスタム品にするのは少数派。(最近はカーナビもなんですかね)
以前はオートバックスやイエローハットに行けばカーオーディオのコーナー(各社の展示スタンド)にはお客さんがいて・・・という感じでしたけど、最近はそのスペースも減り寂しい限り。(アフターマーケット製品を製造している会社も減りましたけど)


自分のクルマ(軽自動車)はいかにも安物の純正オーディオだったのでまずはトレードインのスピーカに交換。その後、iPodを接続したいのでヘッドユニットを交換してます。
(カセットデッキがあったのでiPodの出力をカセットに変換するアダプタを使ってました。トランスミッタより音が良いですしね)

最近のクルマだとiPodと接続するのは容易になってるし、わざわざ交換する理由が無いというのもあるのかもしれません。(3.5mmステレオジャックのAUX入力がフロントパネルについていたり、USB端子が付いていたり・・・)

家人が乗っているクルマ(普通車)は純正オーディオのまま。オプションだったiPodを接続するアダプタを追加しただけ。
音は低音がぶよぶよしていて締まった低音の好きな私からすると駄目なんですけど、家人はそんなに悪くないと思っている様子。クルマなんだからこの程度と考えているようです。
(私が運転するときはシートやミラーの調整に加え、低音量を減らし、前席のスピーカのみにするという調整もしてます。ああ面倒・・・)

「こんなもんだ」と思っていることの延長で、携帯オーディオ機器や部屋のオーディオ機器が存在するのかなと思った次第。
ブラウン管テレビから液晶テレビにしたら音が・・・というのはよく聞く話。
使うスピーカの口径だけでなく、スピーカのエンクロージャとして考えれば、体積の大きなブラウン管テレビが有利なわけで、「音が悪くなった」としても当然かと。
(でもその音に慣れてしまうんですけどね)

じゃ、オーディオってもう駄目じゃんと思うわけで、日本だけでなく海外でも「オーディオ不況」なのは同じ。(アメリカだと2008年の「リーマンショック」以前と以後)
高価格の製品を買ってくれるのは一部の層。


タワーレコードに置いてあったフリーペーパー。


以下のURLでも読むことができます。
別冊intoxicate「AUDIO intoxicate」PDFダウンロード
http://tower.jp/article/feature/80267


各ジャンルの製品紹介(61機種)があって、見開きには鈴木慶一さんと和田博巳さんの対談も。メーカの広告もしっかり入っていて全部で16ページもあるんですが、2011年6月発行のフリーペーパーなんですが、まだたくさん残ってました。(@タワレコ仙台)

タワーレコードのフリーペーパーなんで、「普段、音楽を買う人」に向けたものなんでしょう。
機器紹介でもスピーカのところでは、
現代のスピーカーは昔のものほど音楽に対する向き不向きがなくなってきている。ですから「ジャズなら○○○」、クラシックなら△△△△がいいぞ」、といった先輩のアドバイスは軽く受け流してください。
なんて文章で始まります。(解説は和田博巳さん)
○3つはJBL、△4つはタンノイ?なんてことを連想してしまう私は軽く受け流されない側ですね。(苦笑)

CDプレイヤーのところでも同じく和田さんが、
これは言わずもがなかも知れませんがCDプレーヤーを選ぶ時に、SACDがかかる必要があるか否か、そこははっきりさせておくべきでしょう。SACDは聴けなくていい、というならプレーヤーの選択肢はぐんと広くなります。
と書いていて、オーディオ雑誌にありがちな堅い感じが無いのが良いですね。

高価格なもの(スピーカだとペア10万以上)の製品紹介になっているのは残念な点なんですが、前述の引用文のような感じでオーディオに接するきっかけにはなるんじゃないのかなと思います。

普段からCDなどのパッケージメディアを買う層=音質を求める層 ということは無いと思うのですが、この時代に「パッケージメディアを店頭で購入する層」というのはやはり『特殊』なんじゃないかと思うのです。

パッケージメディアも先細りだし、先細り同士が協力してどうなるのかわかりませんが、タワーレコードがこういうフリーペーパーを出しているということに興味を持った次第。

で、冒頭の「今の新しい世代はサウンドを気にしていない」という点、
「今の新しい世代はパッケージを気にしていない」(ダウンロードだろうが、Youtubeだろうが気にしていない)
ということでもあるのだなと思います。

関連リンク
CDあれこれ

1 件のコメント:

  1. 聴くと言うより聞く。音楽を聴くと言うより
    ラジオのBGM並になっている現状とシリコンプレーヤーの
    功罪は大きいです。その反面、USBで使ったヘッドホンアンプが出たり、「ハイレゾ」と言うのも有りで・
    結局は「聴く時間が無い」と言うのが一番かも。

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