2011年5月26日

CCCDの反省をしないまま「高品質」CDへという変な流れ

CDの整理をしていたら「コピーコントロールCD」や「レーベルゲートCD」が数枚ありました。
店頭で中古で購入する場合はパッケージを実際に見ることができるので本来の"CD"なのか、"CCCD"なのかを確認できますが、通販だとなかなか確認できず届いたらCCCDだったということもあります。

ちょっと前のものですが、CCCDに積極的だったエイベックスへのインタビューを読んでいて「ちょっとこれはひどいんじゃない?」と思いました。

http://www.hqcd.jp/interview/archives/2008.11.13.html

― 今回HQCDを選ばれた理由はどのような背景からでしょうか?
まずHQCDそのものに関してですが、端的に言うと、ものすごく音が良かったということが第一ですね。そして、画期的だなと思ったことは、いままでのハードは全くそのまま使えて、HQCDが再生できて、更に音がとても良いということです。
そして、代表の松浦を筆頭に僕らエイベックス自身に、新しいメディアに対して常に興味があり、積極的に挑戦していこうという基本姿勢があります。HQCDに興味があったところに、ちょうど今回Do As Infinityの復活劇もあり、以前、CCCD(*1)でリリースした約130万枚の大ヒットだった彼らのベストを色々検証させてもらって、今回のタイミングで、HQCDでやろうということなりました。

新しいメディアに対して積極的だったから、CCCDで出したりHQCDで出したりするんでしょうか?
実際にCDを購入する側からすると、CCCDも出したけど今度は(CCCDと違って)「いままでのハード」で「そのまま使えて」「更に音がとても良い」からまた買ってねというのではたまりません。

規格外のメディアであるCCCDで再生保証のない商品を散々売っておいて、売れ行きにあんまり関係無かったみたいだから今度は高品質素材という付加価値で売りますよ、ということなんでしょうね。

「紙ジャケCD」という「モノ」としての魅力度向上で買い増し需要を狙い、それを「初回限定」とすることでプレミア感を演出。次には高品質素材(高音質とは限らない)、最新のリマスター(これもラウドネスウォーの通り、高音質とは限らない)と「再発」が繰り返され、最近は「現存するマスターテープからDSDリマスタリングでSACDのリリース」というのが出てますが、いったいいつまで繰り返すのか。

購入する側からすれば、「いま買っておかないと」という一種の強迫に感じるわけで、長続きするとは思えません。
旧譜をいつでも容易に、低価格で入手できる、という環境をまずは整えるべきだと思います。

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