2013年4月28日

ポータブルCDプレイヤー(YUASA YCD-50V)

ユアサプライムス株式会社が販売していたポータブルCDプレイヤー、YCD-50Yです。
2002年製とのこと。


パッと見た感じがフィッシャー製に似てるかと思ったけど、液晶周辺にスイッチが多いだけで似てませんね。

手前のオープンスライドを動かすと結構大きな角度で上蓋が開きます。CDの脱着が容易です。


上蓋の液晶周辺部。
液晶の左にはバッテリー充電中に点灯するLED、右には10秒間の音飛び防止機能(Anti-Shock Protection)のON/OFFスイッチ。


液晶下は左から曲戻し、曲送り、プログラム、プレイモード(リピートやランダム再生)、停止、再生/一時停止となっています。
選曲は左、再生は右と覚えれば迷わないと思いますが、スイッチの大きさが同じなんでわかりにくい感じに見えます。

底面。
電池ケースを開いたところ。電源は単3電池2本、ACアダプタ(DC4.5Vセンター+)となっています。


珍しのは充電用のスイッチが底面に付いているところ。
充電もできるけど電池の管理は自分でしてね、という自己責任タイプがこのスイッチ。


ソニーは充電池パックという形状で判断、ケンウッドやパナソニックは充電池のマイナス極側側面の通電で使われている電池が一次電池(マンガン電池やアルカリ電池)か二次電池(ニカド、ニッケル水素充電池)を見分け、二次電池使用時のみACアダプタ接続時に充電するようにしています。


「右肩」の部分にはDCジャックとストラップホールがあります。


左側面にアナログラインアウト、ヘッドフォン端子、HOLDスイッチ、ボリュームという配置。


手前側の右側面にDBBSというBass BoostのON/OFFスイッチがあります。


DBBSのスイッチが接触不良で常時ONになってましたが、何度か往復させて解消。
ヘッドフォン出力は大きめ。
アイワXP-V30では音量の取りにくいヘッドフォンでも大丈夫でした。


ちなみに内部はこんな感じ。(ネジ3本で分解可能だったんでついでに)

リードタイプのコンデンサがたくさん。
ICは制御系がBU9528KS(CDのサーボシグナルプロセッサ)、コンデンサに埋もれてますがBA6389FSも見えます。


電解コンデンサは中国メーカのもの。(表面実装のものと比べ)交換の容易なリードタイプなんで交換して遊ぶのも良いかもなどと。(私はやらないけど)


ヒンジ側。上蓋に操作スイッチと液晶があるのでフレキシブル基板が通っているんですが、なんと2枚重ね。



ピックアップユニット(トラバース)は三点支持でシリコーン製のブッシュで支持されてます。
劣化しやすいゴムとかバネじゃないところに好感。



0 件のコメント:

コメントを投稿