以前から気になっていた機種ですが、「円高・ユーロ安」のおかげで市場価格が下がっており、迷った末に購入。どんどん下がっている最中なんで買うタイミングが難しいですね。
店頭試聴機で装着感は確認したことがありましたが、開放(オープン)型なので店頭試聴じゃ大雑把な印象すらあてにならないし、試聴機の状態が悪かったりして大丈夫かなと思ってました。
試聴機のパッドが破れているとか、ハウジングが外れているとか、片chからしか音が出ないような試聴機だと購入するのを控えたりしちゃうと思うんですが、販売店でも維持は大変なんでしょうね。
(SONYやオーディオテクニカの試聴機はマメにメンテナンスされているんですが、やっぱり営業力なんでしょうかね)
以前装着してみて違和感が無かったのと、ヘッドバンドなどもシンプルで丈夫そうということで14800円の程度良好の中古品を購入。(お店の保証が付くとこでポイント10倍だったんで)
最近届いたバングルスやブライアン・ウィルソンのアルバム(CD)を聴きまくってますが、音の出方は先人各位のレビュー通りで好みの音でした。
TASCAM 製品情報: DT 990 PRO
http://tascam.jp/product/dt_990_pro/
インピーダンスが250Ω、感度が96dBということもあり、ポータブル機器だと苦しいですね。
iPod classicで音量最大にすれば鳴るには鳴るけど、ヘッドフォン本来の音はやっぱりアンプが必要だと思います。ポータブルCDプレイヤー、SONY D-101でもやっぱり音量を上げても無理って感じ。
ポータブル用の機材じゃないですし、そこはそれなりの環境が必要ということですね。
以前、ベイヤーダイナミックのヘッドフォンについてまとめ記事を書いてましたが、DT 990 E/600 だとインピーダンス600Ωなわけでアンプも選びそう。
DT 990シリーズを買うんだったら PRO だなと思っていたんで他のモデルは比較してないけど、ケースは付属せず、6.3mmヘッドフォンプラグへのねじ込み式変換コネクタが1つ入っていただけ。至ってシンプル。製造国はドイツとなってました。
装着感は試着時に感じた通りで、耳たぶはベロアパッドの中でフリーな状態、頭頂部の痛みも無し。
ケーブルは固定式な上にカール状なので駄目って人もいそうです。
前述のねじ込み式の変換コネクタは他のものと一緒になるとどれがどれなのかわかんなくなるんで箱に仕舞い、JVCの非磁性金メッキの変換コネクタを常用することにします。(これはどのヘッドフォンでも同じ運用にしてます。似てるけど違うとか、挿しっぱなしでわけがわからなくなるんで)
同じ開放型でもULTRASONEのヘッドフォン、HFI-2200ULEの対極って感じの音、使い勝手。
(金属多用とプラスチック素材多用。同じタイプのイヤパッドでも耳の下側のホールドがちゃんとしてるのはベイヤー。ケーブル脱着可能で便利なのはULTRASONE)
私の聴くような音楽では、ボーカルが迫ってくるというよりは距離感があって良い感じ。低域は結構下の方まで出ているのかなと思います。低域のアクセントの付け方が上手いのかなと思います。
録音にもよりますが、空間は広いですね。
以前から欲しいと思っていたヘッドフォンですが入手して正解でした。
DT 990 PRO 仕様
- 形式 ダイナミック・オープン型
- 周波数特性 5-35000Hz
- 感度 96dB
- インピーダンス 250Ω
- 許容入力 100mW
- 歪率 0.2%以下
- ヘッドバンド側圧 3.5N
- ケーブル 3m(引き伸ばし時) / コイル
- プラグ 3.5mm(ミニ)
- 質量 250g
サウンドハウス- BEYER ( ベイヤー ) / DT990PRO
仲間発見、わたしも990pro大好きです。
返信削除でもカールしたケーブルは大嫌いです。
どうです、そこんとこ改造してみませんか?
ぜひとも検討してみてくださいw
コメントありがとうございます。
返信削除カールケーブル、重くなりますからね。
いまのところ不便を感じていないのですがそのうちやっちゃうかもしれません。