2011年7月14日

東芝 D-TR1を使ってみて

WindowsPCでの「録画」をやめて、東芝のデジタルチューナD-TR1を使っての録画に切り替えたという話の続きです。

番組表を見ながら録画、視聴をしていますがPC録画時に多発していた「録画失敗」は発生していません。さすが専用家電だなと思います。


チューナとしての質も良く、十分な映像品質です。(HDD録画時に品質設定できないんで最高品質で録画となるのもありますが)
使っていてわかったことなどを書いてみるとこんな感じです。


できないこと
  • シングルチューナなので同時録画ができません。BSと地上波でも駄目。
  • キーワードを設定しておいて自動的に録画予約する機能は無し。番組表の検索を使って手動で予約する必要あり。
  • 本体のUSB端子からバスパワー駆動のHDDを接続したが認識しないものと不安定なものがあった。セルフパワーのUSBハブを使うことで解決。
  • HDDに録画した番組を他のメディアに書き込むことはできない。(観たら消すという用途なので問題なし)
  • HDDに録画した番組を他のプレイヤーで再生することはできない。(ネットワーク接続できるけど)
  • 本体とHDDを接続すると「登録」となり、そのHDDに録画すると、「登録した本体とHDDの組み合わせ」のみで再生可能となる。(本体が故障したりすると録画したものが再生できない。HDDを外してもう一台のD-TR1につないでという使い方はできない)

良い点
  • チャンネル切り替え、メニュー表示などもスムーズ。(もっさり感無し)
  • 付属リモコンのスイッチの配置がよく、使用時に迷わない。
  • 基本操作はリモコンの「スタート」または「見るナビ」を押せば良いようになっていてわかりやすい。
  • データ放送にも対応している。(ネットワーク接続で双方向サービスやメッシュ天気予報も使えて便利)
  • 番組表は文字の大きさを変更でき、自分が見やすいサイズに変更できて便利。
  • 番組表からの予約が簡単。
  • 番組検索では「ジャンル」(映画、洋画、邦画、スポーツ、スポーツニュースなど30ジャンル)、「キーワード」(自分でリモコンを使って入力。14のキーワードを登録可能)、「番組記号」(新番組、再放送、最終回など14項目)、「日付」(すべて or 選択した日)、「チャンネル」(すべて、BS、地デジなど)と細かく設定可能。検索結果からの予約も簡単。
  • 録画予約時に録画先のHDDを変更可能。
  • 同時に4台のHDDを接続できるので、メインのものにどんどん録画して、あとでまとめて観るものは別のHDDに「移動」することができる。(「移動」処理にずいぶん時間が掛かるんですけどね)

とにかくきちんと録画してくれるのはありがたいです。

ダブルチューナだったらいいのにな、と思いますが「つなぎ商品」みたいな存在なだけに難しそうですね。(レコーダ買って欲しいでしょうし)

本体とHDDの組み合わせが固定なのはちょっと残念。シングルチューナだということもあり、もう一台買ってHDDを交換してという使い方もいいかなと思っていたんですけどね。
iVDRのレコーダを買えば解決なんですけど、iVDRのカートリッジ(HDD)がやっぱり高いです。

iVDRのダブルチューナモデル
マクセル VDR-R2000
http://www.maxell.co.jp/jpn/consumer/audio_visual/iv_hdrecorder/index.html

VDR-R2000だと内蔵250GBのHDDに加え、iVDRのカートリッジで増やすことができ、DTCP-IP対応のNASに保存もできるという仕様のようです。
D-TR1の倍以上の価格なので、予算次第というとこでしょうか。

D-TR1の製品情報
http://www3.toshiba.co.jp/hdd-dvd/products/tuner/d-tr1/index_j.htm

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