2011年7月2日

録画用のWindowsPCを止め、東芝D-TR1+HDDにしてみた

地上波アナログ放送の終了が近付いてます。
私の住む宮城県では「終了延期」となったようですが、BSアナログは停波となるそうです。地上波延期だからBSもと思っていたらそちらは全国共通でしたね。

テレビ番組は夕方のニュースぐらいしか見ないので、茶の間のブラウン管テレビはデジタル放送対応の外付けチューナで対応することにしました。
もうちょい安くなるのかなと思っていたんですが、十分安いかと判断。

自室には地上波デジタルチューナ付の液晶モニタ(液晶テレビ)があるので、ニュースとかはそれで済むんですが、海外ドラマや映画などたまに録画したいなと思うものはWindowsPCで録画をしていました。

ミニタワー型のWindowsPC(WindowsXP)なのですが、アナログ放送のときは安定して録画できていたんですが、デジタル放送用のカードにしたら不安定で「録画失敗」ということが多くなりました。
録画専用にしていたので定時のリブート(自動的に再起動)するようにしているだけで、毎日動作確認するわけでもなく、録画時以外はスリープかサスペンドしてるんですが、電源入りっぱなしでエラー(その間の録画予約は実行されず)ということが多く辟易。

電力だけ消費して熱源(それも結構な)になってるだけじゃ意味が無いということで、録画用のWindowsPCの利用をやめ、「専用家電」を導入することにしました。


東芝 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー D-TR1
http://www3.toshiba.co.jp/hdd-dvd/products/tuner/d-tr1/index_j.htm


置き場所に困ってスピーカの上に置いてます。そのせいで斜めになってます。(苦笑)


USBハブ経由でUSB接続のHDDをつないで使ってます。

東芝のD-TR1は発売時から気にしていたのですが、今年になってからぐっと値段が下がったこともありこれでいいかなと。

東芝D-TR1関連の記事
AV Watch 【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第462回:東芝製多機能3波チューナ「D-TR1」
~ 多元的に活用できる、よく考えられた一台 ~
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20100428_364150.html

ITmedia どんなテレビもREGZAになる? 「レグザチューナー」を試す(前)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1004/21/news042.html
ITmedia どんなテレビもREGZAになる? 「レグザチューナー」を試す(後)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1004/22/news014.html

ITmedia 本田雅一のTV Style:今さら単体チューナーに注目する理由(1)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1009/06/news075.html
ITmedia 本田雅一のTV Style:今さら単体チューナーに注目する理由(2)
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1009/21/news038.html

本田さんの記事の続きを待っていたんですが、続きは無いとのこと。
Twitterで本田さん本人に確認したらシャープのAN-IP100が良いとのこと。(これが昨年11月)



その後、家電メーカからいろいろ出るかな?と思っていましたが、「多機能な単体チューナ」は出てこなくて結局は東芝とシャープの2択状態。
たしかにシャープのネットチューナー AN-IP100は良い感じ。
ただ、「高い」。(Amazonだと倍の値段)ここまで出すなら光学ドライブ+HDD内蔵の録画機が視野に入ってきてしまうので我慢我慢。

そういうわけで、週に何回かのテレビ番組録画なので安い方、ということで選びました。
(シャープの製品はカタログだけでしか見たことがないんですけどね)

同様の製品(デジタルチューナ+USB接続HDD録画)をIOデータやバッファローでも発売してますが、「家電」としての出来を考えて除外しました。
(最近のモデルではずいぶん改善しているようですが、それだけ以前のモデルの完成度が低かったとも言えるわけで・・・)

で、D-TR1ですが、USBハブ経由でHDDを接続して録画対応にしました。(今のところ余っていたUSB HDDを流用してます)
液晶モニタ(テレビ)とはHDMIケーブルで接続しています。

まだ使い始めて日が浅いのですが、使ってみて感じた点を。
  • いくつか録画してみましたがちゃんと録画されていました。(PCで録画していたときは録画されていなかったということが多かったんでこれはメリット)
  • シングルチューナなので同時録画はできません。録画予約の際、重複していた場合はどうするか確認が入ります。私の場合、たくさんの番組を録画するわけじゃないので問題無いかな。
  • 番組表をキーワードで検索することはできるけど、予め登録しておいたキーワードの番組を自動的に録画設定するということができないのは不便です。(「連ドラ予約」という機能で繰り返して録画するということはできますが・・・)
  • 稼働中は結構発熱します。録画機だとファンがついてますが、D-TR1はファン無し(通気口のみ)なので仕方がないかなと。
消費電力も下がり、録画失敗ということも無くなるので導入して良かったなと思っています。


以下、使わなくなった(なる予定)のテレビ録画機器です。

アナログ放送録画機器
IOデータ GV-MVP/RZ3

GV-MVP/RZ3はUSB接続のTVキャプチャ機器ですが、付属ソフト、ドライバなども問題なく安定して使ってきました。キーワードでの自動予約などもでき便利。
録画したデータはMPEGファイルなのでLAN接続している iMac + VLCメディアプレイヤーで再生できて便利でした。


デジタル放送用の録画機器
IOデータ GV-MVP/XSW

デジタル放送用ということで、同じIOデータで(アナログ用のソフトと共存できるので)チューナカードを購入してみましたが、これが面倒な代物。ダブルチューナと気張ってみましたが駄目駄目でした。
複数のHDD(複数のドライブ)に対応した管理ソフトは便利なんだけど、どうにも不安定。
デジタル化に伴って厳しくなった「権利保護」のおかげで、標準状態だとOSの画面のキャプチャ(プリントスクリーンキー)すら受け付けなくなったのは諦めがつくとしても、番組表のデータ更新が失敗してエラーで落ちるなんてのが多発。

メーカ製の「テレビPC」だとうまく動くものなのかもしれませんが、録画にPCを使うのはイマイチかなと思います。

HDDに録画、見たら消すというのがほとんどであれば、多機能チューナは良いと思います。HDDの値段は大容量になってどんどん値下がりしているので、HDDに残したままという運用もできちゃいます。
(D-TR1は光学メディアへの書き出しはできないけど、USB接続のHDD間でムーブ可能です)



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