2005年2月発売のモデルです。
http://panasonic.jp/support/product/audio/SL-CT520.html
SL-CT5x0シリーズはどれも円盤で形状も似ていてわかりにくいのですが、最後に発売されたのが520になります。
(SL-CT500,CT510,CT520の順に発売)
外観は円盤形でSL-CT720などと共通するところのあるデザインです。
オープン価格での発売でしたが、1万円前後での販売だったようです。
製品の特長として、
「クリアで、リアリティあふれる音を再現する「D-SOUNDエンジン」搭載」
「ヘアーライン加工のスタイリッシュデザイン&薄型コンパクトサイズ」
「操作性に優れ、暗い場所でも見やすい新「光る液晶付リモコン」付属」
「語学学習などに便利!指定した区間だけを繰り返し再生する「ABリピート」」
となっており、下位機ながら結構充実しています。
ヘアライン仕上で見た目を良くした機能充実の低価格モデルです。
また、CD-R/RWに記録したMP3ファイルを再生することが可能です。
MP3ファイル用のデジタルリマスター機能も搭載しており、最終期のモデルらしく手抜かりは無いという感じです。
上蓋の開閉角度が大きいのはやはりパナソニックならでは。
プッシュリリース機能は省かれています。(SL-CT720も同じ)
電池蓋が小さいのは、ここに単4電池を2本収納する仕様だからです。
ガム電池を使って薄型にするよりも汎用性を選んだ下位機というところでしょうか。
裏面にはストラップ取り付け穴があります。(SL-CT720と同じ)
電源はDC4.5V(センター+)、単4電池2本、または外付け電池ケースとなります。
出力はヘッドフォン端子のみ。LineOutはありません。
リモコンはSL-CT720に使えるのかと思ったらエラーが出て使用できませんでした。
本体操作部は縁に並んでいて使いやすいのですが、どれがどのスイッチなのかわかりにくいです。
(再生には突起があるのでわかるようになっています)
音楽CDを高音質で再生するには付属リモコンで耐震モードの切り替えを行う必要があります。
POS1よりPOS2の方が高音質になります。
(SONYのG-PROTECTION1がPOS2、G-PROTECTION2がPOS1に該当します)
本体に収納する電池が単4電池になるため、再生時間が気になるところですが、省電力化のおかげで持ちはそこそこという感じでしょうか。(デジタルアンプの恩恵でしょうか)
音楽CD再生で本体収納のアルカリ電池2本で約26時間、ニッケル水素充電池で約16時間となっています。
エネループの単4充電池を使えば経済的ではありますね。(プレイヤーで充電できませんが)
D-SOUNDとは何か?ということになりますが、メーカでは以下のように解説しています。
デジタルアンプに加え、ヘッドフォン出力側にローパスフィルタを搭載。
イコライザはS-XBS、S-XBS+,TRAINに加え、3D効果の出るものを搭載。
前述の通り、MP3ファイル再生用にデジタルリマスター機能を搭載。
AV Watchの記事 松下電器、「D.SOUND」搭載のポータブルCDプレーヤー2モデル
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050118/pana.htm
いつも楽しみに読ませて頂いています(ありがとうございます!)
返信削除ところで、CT520リモコンはCT720に使えないとの事ですが、逆にCT720のリモコンはCT520に使えるのでしょうか?
コメントありがとうございます。
返信削除逆は試していませんが、それぞれリモコンの型番が違いますね。
SL-CT520=N2QCBD000048
SL-CT720=N2QCBD000046
SL-CT820=N2QCBD000047
CT8xxのものとCT7xxはそのまま使えましたが、CT5xxでは使えませんでした。
CT5xxのものをCT7xxやCT8xxで使えるかはすみませんが未確認です。
お忙しい所、御回答頂きまして感激です!
返信削除私もパナのポータブル機が好きなのですが、リモコン問題には頭を悩ませております。
これから寒くなりますが、お体にお気を付けて御自愛下さいませ。
互換性の件ですが、右京さんに調べてもらったらやはりCT5xxのものをCT7xxやCT8xxで使うことはできなかったそうです。(うきょうさん感謝!)
返信削除SONYは互換性が高いのですが、Panasonicは互換性が乏しいので困りますね。
音質効果の表示が合いませんが、
返信削除SL-CT520のリモコンが使えますよ。
間違いましたSL-CT520ではなくSL-CT510でした。
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