SACD再生時は光出力を使えないので、アナログRCA接続でヘッドフォンアンプ(Valve-X)やSTAXのSRM-252Aに接続してみました。
使用したSACDは全てCDとのハイブリッド盤です。
SACDハイブリッド盤がもっとあるはずなのですが、探している作業がだんだん部屋の片付けになってしまい、CD棚の並び替えとか開始してしまって、いまのところ発掘できているのは3枚だけです。
順不同でご紹介。
"Sacred Love" - Sting (A&M)
SACDハイブリッドおよびDVD Audio盤が出ています。
"Desire" - Bob Dylan (Columbia)
1976年に発売された「欲望」という邦題のアルバム。2003年のリマスター盤です。
"ノマド・ソウル" - 元ちとせ (Epic)
2003年に発売された、彼女の(メジャーデビュー後の)2枚目のアルバム。
Bob Dylanは、リマスタリングでかなりクリアな音になっているのですが、ミックスはいじられていないので楽器の定位が右と左という感じで分かれてしまっているので、音場のチェックというよりは生々しさのチェックに。
StingはSACD層にサラウンド音源も収録しているので、こっちが本来狙っていたの音づくりなんでしょうね。
残念ながら、5.1chの再生環境を持っていないので、2chでの再生チェックのみです。
元ちとせはこれだけSACDハイブリッドでリリースされていて、しかも中古で安価に購入できるというアルバム。
よく伸びるボーカルだけでなく、楽器の鳴り方、音場なんかをチェック。
SACD盤と通常版での比較ということで、CD-Rに焼いたものを用意しこれをCD相当ということに。
(そのままできず、一旦aiffファイルをHDDにコピーしてからCD-Rにライティング)
で、CDとSACDの違いはどうなんだったかということなんですが、正直、この構成では差は感じられませんでした。
一番違いがわかりやすいかと思った元ちとせのアルバムなんですが、一番好きな「百合コレクション」という曲(9曲目のあがた森魚さんのカバー)で比較しても「わかんない」という結論に。
(この曲はほんと好きで、私の中では現在の中山うりさんにつながってますね。)
この曲のイントロ部分のウッドベースの鳴り方、アコースティックギターの弦の音、パーカッションの音、そして彼女の声にポイントを絞って日を改めてみたり、試す時間帯を変えてみたりと試みました。
で、糞耳なんだろうなーと思いつつ、まとめてみます。
考慮するべき点としては、
・すべてSACDハイブリッド盤なので、SACDだけの盤では違うのかもしれない。
・アルバムのジャンルが偏っているので、こういう結果になったのかもしれない。クラシックではまた違うかもしれない。(でも持ってない)
・SACDを再生するのにこのプレイヤー(オンキヨーDV-SP155)では力不足である。
・5.1chサラウンドもできますよという音響効果を確認するのにはよいかもしれないが、2chのステレオではSACDの良さを引き出すは至らない。
SACD再生ということでは、初代PS3でSACD再生をするというのが一部で流行しましたが、その時に(ゲームはしないのに)PS3を買っておけば良かったかもしれないなーと思っております。
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