2012年8月6日

Audinst製品に見られる”Head-Fi”ロゴ

Audinstというオーディオブランド、2009年12月に発売されたHUD-mx1は現在も人気のあるモデルなようですね。

HUD-mx1のリリース当初に気になったんですが、少なくとも日本の商品紹介ページでは「それ」が消えていたんで、放置してました。
で、最近になってこのブランドの日本語ページのURLが変わって、また「それ」が見える状態になっていたんで取り上げてみる次第。

URL(トップはリダイレクトされるけどページそのものはまだ残ってました)
Audinst Inc. Hi-Fi Audio Instrument Solution.
http://audinst.com/jp/products/


受賞歴で賑やかになりました。


で、こちらが新しくなったページです。

WiseTech - Audinst

新製品のHUD-mini。

こちらは従来から発売のHUD-mx1。


これなんですけど、「それ」が気になりませんか?


(HUD-mini、AMP-HPにも「それ」は存在しますが)HUD-mx1の「それ」です。


「それ」っていうのはこれです。一番左のロゴ。


Head-Fi という文字、その下は Headphone Fidelity かなと。

この "Head-Fi" という表記は、誤解を与えませんかね?ということです。

"Head-Fi" と言えば、"Head-Fi.org" を連想しませんか?
"HEAD-FI" でも "HeadFi" でもなく "Head-Fi" なわけです。
ロゴとしては別モノですけど、"Head-Fi" には違和感があります。

"Head-Fi.org" のロゴはこちら。
http://www.head-fi.org/




ダウンロード可能な取説を読んでみたら、"Head-Fi" という表記がありました。
http://www.wisetech.co.jp/brand/audinst/support/download.html


3段目の「高性能ヘッドフォンアンプ」から引用。(原文ママ。PDFはフォント埋め込みではないため、文字起こし)
増えつつある Head-Fi ユーザーのために、強力且つノイズレベルの低いヘッドフォン用のOPAMP(アナログデバイス者のAD8397)が搭載され、16Ωのイヤホンから32Ω〜300Ωのヘッドフォンをデフォルト状態で使用できます。

英文マニュアルをダウンロードして確認してみたらのがこちら。(原文ママ。以下同)
http://www.audinst.com/en/bbs/board.php?bo_table=download
High Performance Headphone Amp
For increasing so called, Head-Fi users, a powerful and low-noisy headphone operable OPAMP, Analog Device's AD8397, enables you to use devices ranging from a 16 ohm earphone and 32~300 ohm headphone with no additional device, ...

Head-Fi ユーザー? Head-Fi.orgの利用者ってこと?

Head-Fi.org のスポンサーだったらまだ分かるんです。
でも Audinist は Head-Fi.org のスポンサーではありません。

こういうのって「フェアじゃない」、「紛らわしい表示」だと思う私が変なんですかね。


本家"Head-Fi"でのレビューはここにあります。

Head-Fi.org - Review: Audinst HUD-mx1 USB DAC/amp

写真が豊富なのでわかりやすいんです。Webで小さく表示されている「Head-Fiロゴ」は箱の裏側にも印刷されているようですね。

加えてこちらもレビュー。他製品との比較になっていて参考になります。
Head-Fi.org - Review : AUDINST HUD-MX1 DAC/amp - a promising newcomer (compared to Audio-gd FUN, AMB Gamma2)



あとコストパフォーマンスが高いと言われていますが、円高ドル安、ドル高ウォン安な為替状況を考えると最近になって実売価格が下がったとは言え「高いよ」と思います。

http://www.audinst.com/en/bbs/board.php?bo_table=store&wr_id=1


価格は上から順に、
  • AMP-HP US$129.00
  • HUD-mx1 US$179.00
  • HUD-mini US$129.00
支払いはPaypal。送料無料です。(ebayでも同じ価格です)


HUD-mx1の最安値が16,499円(2012年8月1日20:30時点の価格.comより)なので 16499/179 で 1ドル=92.173円という換算レート。(送料無料の最安値は16,500円でした)

流通コスト、広告費、サポート費用などなど加えたらそんなもんだよ、と言われそうではありますが、円高メリットをなかなか感じられないというのは残念な点。

#留意点。私は「韓国がー」じゃありません。どこの製品でも誤解を招くような表示をしちゃ駄目だと思う次第。

追記:2012年8月10日に確認したところ、Webの商品説明の "Head-Fi" ロゴは表示されなくなりました。

2012年8月2日

BS258 Dlife : Ally McBeal - 使われた楽曲のリストを確認しながら楽しむ

5月に書いた頃から毎回録画して観ているアメリカのテレビドラマ、Ally McBeal(アリー my Love)、今日の放送からシーズン4なんだと思ったらシーズン1でした。
古いドラマの再放送、無料放送ですから、まぁ仕方が無い部分ではあるのかなと思ったり。

現在はAlly McBeal(BS258 Dlife)とER(BS191 WOWOWの無料枠)を録画して観てます。
新しいドラマもいろいろあるんだけど、こういう部分は結構保守的なんです。

無料のBS放送で午前中という枠で平日は毎日放送しているんで、録画したものを数日分をまとめて視聴してという感じで消化してます。

昨日まで放送していたシーズン3では、アリーの幼なじみのビリーが亡くなり、事務所のゴタゴタがあってという感じでしたが、以前NHK総合で放映していた頃の毎週1回の放送と違い、毎日の放送なんで以前の放送では気付かなかった部分も結構見えてくるものがあります。

加えてちょっと前のドラマなわけで、Webで検索すればWikipediaだけでなく、いろいろと細かい情報が出てきますから、それも見ながら再視聴してます。

おすすめなのはここ。
英語のサイトですが、使われた楽曲のリストが詳しく掲載されており参考になります。

Lyrics to Music on the Ally McBeal Show
http://www.oocities.org/merrystar3/season3.htm

シーズン3のエピソード21(最終回)「恋に歌えば」(The Musical, Almost)は英文タイトルの通り、ミュージカル仕立ての放送回だったんですが、ランディ・ニューマンが手掛けたというのも面白いところ。もちろん本人も出演してます。

Ally McBeal: The Musical, Almost

  • Falling in Love (Randy Newman), performed by Vonda Shepard
  • Searchin' My Soul (Vonda Shepard), performed by the entire cast
  • The Blues (Randy Newman), performed by Lisa Nicole Carson, Peter MacNicol, and Portia DeRossi
  • I Will Survive (Gloria Gaynor)
  • Relax, Enjoy Yourself (Randy Newman, from "Faust"), performed by waiter/Tim Dutton/James Naughton/Jill Clayburgh
  • ["Bad all the Time"], probably part of "Relax, Enjoy Yourself", performed by Amy Castle
  • Relax, Enjoy Yourself (Randy Newman, from "Faust"), performed by restaurant crowd/Tim Dutton/James Naughton/Jill Clayburgh
  • Davy the Fat Boy (Randy Newman), performed as "Johnny the Fat Boy" by Peter MacNicol
  • Can't Keep a Good Man Down (Randy Newman, from "Faust"), performed by Jane Krakowski/Greg Germann/Tim Dutton/Peter MacNicol
  • Lida Rose (Meredith Wilson, from "The Music Man") performed by Calista Flockhart/Tim Dutton/Amy Castle/James Naughton
  • I Want You to Hurt Like I Do (Randy Newman), performed by Randy Newman/Vonda Shepard
  • Take me Back (Randy Newman), performed by Jane Krakowski/Lisa Nicole Carson/Courtney Thorne Smith
  • Hanky Panky (Madonna/Leonard), performed by Alicia Witt
  • Forever (Randy Newman), performed by Vonda Shepard
  • There's a Party at My House (Randy Newman), performed by Lisa Nicole Carson/Alicia Witt/Randy Newman
  • Real Emotional Girl (Randy Newman), performed by James Naughton
ランディ・ニューマンって誰?という人も多いかと思いますが、わかりやすいところではピクサーの「トイ・ストーリー」で音楽を担当した人。主題歌も彼が歌ってます。(吹き替え版だと違ったりしますが)他のピクサー作品の多くも彼が音楽を担当してます。

Wikipedia - ランディ・ニューマン
http://ja.wikipedia.org/wiki/ランディ・ニューマン
Wikipedia - Randy Newman
http://en.wikipedia.org/wiki/Randy_Newman

1960年代からのバーバンク・サウンドの重鎮でもあるし、シンガー・ソングライターとしても活動しつつ、提供曲なんかも多いし、ほんとにいろいろな映画音楽を手掛けています。(アカデミー賞では16回目のノミネートでようやく受賞(モンスターズ・インクで初受賞)。

関連のあるミュージシャンでもあるライ・クーダーの場合、アルバムを出したくても売れないから映画音楽を手掛けるというパターンもありますが(一時期はサウンドトラックでしかアルバムリリースが無かったですもんね)、ランディ・ニューマンの場合は家庭環境(叔父と伯父が映画音楽の大家)だったし映画音楽を手掛けていても安心感はありますね。(ライ・クーダーの場合はほんと大変だったようですからね)

で、このミュージカル仕立ての放送回は冒頭からランディ・ニューマンの曲から始まり、出演者が歌う、歌う。ドラマが好調だったからできた「冒険」なんでしょう。

いつもだと日本語吹き替えで声優さんが歌っているようなとこもオリジナルのままだったし、そういう意味でも良かったです。
残念ながら日本語吹き替えのみの放送なので、副音声は無し。歌うシーンだとどうしてもオリジナルの歌声で楽しみたいんです。
(声優さんが歌うとちょっとニュアンスがわかんなくなるんですよね、どうしても。キーも違ってるし、アリー役の若村麻由美さんの歌もイマイチと言いますか・・・)

そうそう、この前の回ではメイシー・グレイが出てましたね。
そういうこともわかるんで楽しめます。

ということで、また無料放送でシーズン1から放送されてます。お薦めです。

2012年8月1日

Googleアカウントに紐付いた広告を管理する

楽天の「モーションウィジット」を表示しない方法では、実際に広告表示する楽天側の設定を変更する方法でしたが、Googleの広告表示では、Googleアカウントに紐付けされた広告が表示されます。

Google 検索、Gmail、その他の特定の Google サイト上の広告
Google では、Google 検索や Gmail、その他の特定の Google サイトに表示する広告を検索クエリやクリック数に基づいてパーソナライズしており、ユーザーの興味や関心に合わせた広告に絞って表示しています。

Google内部だけじゃなく、一見Googleと関係なさそうなところでも使われているものです。

パーソナライズド広告と Ads Preferences Manager に関するよくある質問

Google 以外のウェブサイトでの広告のパーソナライズ
多くのウェブサイトで、ページへの広告の掲載に Google のサービスが利用されています。Google では、これらのウェブサイトへの各ユーザーのアクセスに基づいて、ユーザーのブラウザをインタレスト カテゴリやユーザー層カテゴリと関連付けています。こうしたインタレスト カテゴリを利用することで、そのサイトでユーザーに表示される広告の質と関連性を高めることができます。

なので"Ad by Google"などの表示が無いのにGoogleアカウントに紐付いた広告が表示されるというわけです。


設定変更は以下のページで。(Googleアカウントのパスワード認証が必要です)

Google 広告表示設定
https://www.google.com/settings/u/0/ads/preferences/?hl=ja#general

すでに収集したデータの何を使うか、使わないかという設定も可能です。
年齢(年代)や性別、住所(都道府県)などから始まって結構細かく設定できます。




細かい設定は面倒、「一切利用して欲しくない」という場合は「オプトアウト」で一括設定可能です。

左側の「オプトアウト」をクリックします。
https://www.google.com/settings/u/0/ads/preferences/#optout




オプトアウトの画面で「オプトアウト」ボタンをクリックすれば完了です。


AndroidOS利用者だと必須のアカウントになりますものね。そういう方にも一度設定を確認しておくことをお勧めします。(こんなことまで知ってるのか!と驚きました)



関連
楽天の「モーションウィジェット」を表示しない方法
http://tiiduka.blogspot.com/2012/08/blog-post.html
「Yahoo! JAPANの配信する行動ターゲティング広告」を無効にする方法
http://tiiduka.blogspot.com/2013/08/yahoo-japan.html

楽天の「モーションウィジェット」を表示しない方法

Web画面に出てくる広告にもいろいろありますが、過去に見た楽天の商品が表示される「楽天モーションウィジェット」って邪魔じゃないですか?
私の場合、個人のBlogを閲覧中に出てくる程度だったんですが、最近だと大手サイトやmixiでも表示されるようになって邪魔。
海外のWebサイト、日本語のWebサイトじゃないのに楽天の広告が出ておかしいなって思った方いません?

Blogの場合、こんな感じで出てきます。
見たことあるという人が多いんじゃないでしょうか。




これが「楽天モーションウィジェット」でして、自分の閲覧履歴が出て来て嫌だという方は以下の設定を。

厄介なのは全く関係無いページで全く異なるジャンルの(自分が以前閲覧したことのある)商品が表示されたりすること。
「なんで楽天で見た商品を知ってんだよ!」と思う方は、ここを読んで下さい。

表示される商品等について
http://xml.affiliate.rakuten.co.jp/personalize/

「ウィジットを貼る側」に(個人の)閲覧情報は渡されず、広告枠が自動的に表示するというものですんでご安心を。

広告を貼る側の設定で楽天のランキングやそのページのジャンルに合った商品を表示させることもできるんですが、たいていは閲覧履歴を表示させているかと思います。
すでに購入した商品=購入履歴ではなく、これから買ってもらいたい商品=閲覧履歴ということですしね。

大手の広告業者が広告枠としてこのウイジットを用いることが多くなってきたのですが、非表示にするにはどこをどうしたらいいのかわかりにくいのがポイント。

「楽天の閲覧履歴」は以下のページで設定(制御)可能です。

楽天 - 行動ターゲティングサービスの説明とその無効化について
http://xml.affiliate.rakuten.co.jp/personalize/
http://grp12.ias.rakuten.co.jp/optout/index.html




当グループでは下記の行動ターゲティング広告を行っています。 行動ターゲティング広告とはサイト閲覧情報などをもとに来訪者の興味・関心にあわせて広告を配信する広告手法です。 
当広告の無効化をご希望される方は、お手数ですが以下の手順に従い無効化してください。 当広告はクッキー(Cookie)の設定が「オフ」になっているお客様には提供されておりませんのでご注意下さい。

設定箇所は現状で3つ。
  • 楽天スーパーDBターゲティング広告
  • 楽天オーディエンス
  • 楽天モーションウィジェットの「おすすめ商品」設定の変更

これらをすべて「無効にする(オプトアウト)」に設定すれば次回からその広告は表示されなくなります。

ただし、
以降、お客様に対して当広告は無効化されますが、ブラウザの変更、クッキーの削除及び新しいPCへ変更等の場合には再度オプトアウトが必要となります。 
とありますんで、ブラウザ毎に設定しちゃくちゃ駄目ですけどね。

#設定を全て無効にしてからこのページを表示して「自分の閲覧履歴」が表示されず、関係無い商品(またはこのBlogで取り上げた商品)になっていれば「オプトアウトされている」ということです。


追記(2013.5.22)

価格コムの表示履歴から広告が出ることに遭遇しました。
ここが出す広告のようで、早速広告を表示しないよう設定しました。
http://www.criteo.com/


表示しないための設定はどこもわかりにくく、設定方法が英文だけだったりしてほんとどうにかして欲しいものです。
初期値が「履歴を使用しない」であれば広告代理店は商売にならないのでしょうが・・・



関連
また楽天の閲覧履歴を参照する広告が出るようになったので「オプトアウト」
http://tiiduka.blogspot.com/2013/12/blog-post_27.html
Googleアカウントに紐付いた広告を管理する
http://tiiduka.blogspot.com/2012/08/google.html
「Yahoo! JAPANの配信する行動ターゲティング広告」を無効にする方法
http://tiiduka.blogspot.com/2013/08/yahoo-japan.html

NHK総合 SONG -「ビーチ・ボーイズ」

6/16にNHK総合で放送されたSONGSの「ビーチ・ボーイズ」をようやく視聴。
冒頭がいきなりビートルズの映像でなんじゃこりゃ?と思いましたが、一般的な知名度で言えばそんなものなのかなと。(ベンチャーズの方が有名かもしれないですしねぇ)

「イギリスのビートルズ」に対する「アメリカのビーチ・ボーイズ」ということなんですけど、そういう認識になったのって結構最近の話。(ブリルビルディング+モンキーズがアメリカを代表という認識もありましたしね)

さてさて、この番組用にメンバー揃っての出演、バンドの歴史を当時+最近の(演奏)映像、現在のメンバーの解説という進行はわかりやすくていいですね。

NHK SONGS これまでの放送 第223回 ビーチ・ボーイズ
http://www.nhk.or.jp/songs/archive/120616.html



ビーチ・ボーイズ、中でもブライアン・ウィルソンのことをよく知っている人にとってはそんな解説よりも・・・という内容ではありますが、アルバム「ペット・サウンズ」制作時の話は「きれいな話だけ」ですね、やっぱり。

1980年代前半にビーチ・ボーイズを知りレコードを買っていたんですが、「ペット・サウンズ」は少なくとも初心者向けのアルバムとは認知されていなかったことを思い出します。
サーフィン・ホットロッドのビーチ・ボーイズというわけで、いろいろリリースされていた日本独自のコンピレーションアルバムもジャケットはサーフィンのものがほとんど。
アルバム「スマイリー・スマイル」の日本盤解説にはペット・サウンズとスマイリー・スマイルを難解とする内容のものが書かれていたように思います。(ペット・サウンズのジャケ写真で「ブライアンの目がいっちゃってる」的な表現もあったように記憶してます)

レコード・コレクターズ誌が初めてロック系の特集で取り上げたのは「サーフィン・ホットロッド」でこれが1986年7月号。(大瀧詠一さんと山下達郎さんの濃い対談記事。それまでのレココレはジャズ系がほとんど。これ以降、徐々にロック・ソウル系の特集が増え、現在のような内容に)

レコード・コレクターズ誌でのビーチ・ボーイズの「本格的」な特集は1988年10月号と11月号。ブライアンのソロアルバムが出た頃の特集記事。
この特集で「今だから見えてきたその実像」という冒頭記事、アルバムレビューでは「ペット・サウンズ」と「スマイリー・スマイル」だけがそれぞれ1ページ(4段記事)という扱いが大きな変換点だったんじゃないかと思っています。
(大瀧詠一さんの「ブライアンのアルバムの向こうに聞こえるビーチ・ボーイズ」という4ページの記事もあり)

このあと東芝EMIが「ペット・サウンズ」を世界初のCD化(ボーナストラック入りのフライングリリース!)して(山下達郎さんの濃い解説付き)、フライングだったのですぐに廃盤に。
本格的なCD化は1990年の2in1形式でのCDリリース(「ペット・サウンズ」のみ単体リリース)からで、誰でも手軽に接することができるようになりました。(私もまだトールボックス入りだったCDをまとめて買いました。そのあたりから「渋谷系」の流れで「引用」されたりして「ペット・サウンズ」が現在のような評価になったと理解しています。

ビートルズのアルバムで言えば、"Sgt. Peppers〜"至上主義から"Abbey Road"至上主義に変わったのも90年代のような気が。1980年代末のビートルズの「正式な」初CD化の際、"Sgt. Peppers〜"だけがデラックスな装丁でしたもんね。

閑話休題。当時はブライアンのソロ作からのシングルリリースに当てつけて(ブライアン抜きの)ビーチ・ボーイズが「ココモ」をシングルカット(なんと同じ日に!そして映画のヒットもあってココモが大ヒットしてブライアンは惨敗)というような状態で、ブライアンはまだまだ「今みたいな状態」じゃなかったし、バンドとの仲も悪かった(訴訟もありましたしね)んで、この番組でブライアンを含むビーチ・ボーイズが揃って出演なんてのは夢のよう。(いやほんと)

ブライアンを含むビーチ・ボーイズとしてのアルバムリリース、新しい8月の来日公演に向けての特集だったと思うんですが、1960年代後半から1990年代前半までのブライアンの状態、1980年代〜90年代のゴタゴタ、その後の(まさかの)ブライアン・ウィルソン復活(2004年には「スマイル」を再構築、新録音してのリリース!)、そしてようやくビーチ・ボーイズとしての来日となるわけで感慨深いものがあります。(いや、ほんと)

ブライアンについては「定期的なアルバムリリース」+「定期的なツアー」が「あたりまえ」な状態で、今年70歳(ポールと同い年)になっての活躍ぶりにはほんと敬服です。
失われた期間が嘘のような活躍ぶりで、その期間が・・・なんてことを思ってしまいますが、実の弟であるカールとデニスがすでに故人となっているだけに、あとは長生きして下さいとしか言いようがありません。