猛暑だったせいなのか、HDD関係のトラブルが2つ。
一つ目はデータディスクにしている G-Technology G-RAID mini GEN3 の 2TB のドライブ。
RAID HDDケース - G-Technology G-RAID mini GEN3
https://tiiduka.blogspot.com/2013/10/raid-hdd-g-technology-g-raid-mini-gen3.html
認識しなくなって初期化するか的なメッセージが出るようになったので、こりゃまずいと。
2013年に稼働開始だからもう5年近く。そりゃ壊れるか、という感じで分解して2台のディスクをチェック。上下2台のうち、下の 東芝製 1TB が死んでました。
どちらも東芝の2011年発売モデル MQ01ABD100 だけど、5万時間以上動作しているから寿命ですね。
もう1台も死にそうだけど、市場価格が4000円/台ぐらいなので延命も考えてしまいます。
データは別のHDDにバックアップ処理掛けているので問題ないけど、2.5インチのSeagateのSSHD 2GBでも買おうかと思案中。
ケースはUSB3.0のUASPのやつあるし、いっそ内蔵しちゃうというのも手。
二つ目はMac miniにもともと内蔵されていた HGST製の1TB HDD です。
こちらはすでに起動ディスクとしての役割をSSDに引き継いで引退状態だったんですが、本体が冷えている状態だと認識してマウントするけど、温度上昇してくるとマウント解除されディスクユーティリティでも見えなくなるという状態。
分解するのが面倒なのでそのままでもいいんだけど、なんか嫌な感じ。
(いまからすると1万円近く高い時期に買ったSSDだけど、早めにやっといて正解でした)
内蔵のHDDがホントに死んでるのか確認しようかとMac miniを分解。
Wi-Fiの調子も悪かったんで(5GHz帯がつながらない)もあったので、ついでついで。
自室のテーブル+椅子環境だとネジを落としたりして大変だから和室の畳の上での作業に変更。雨でジメジメしてるし扇風機回しながらの作業。
分解工具を出してきてぶらぶらしているHDDがやっぱりネックだよなぁと運びつつ、分解開始。HDDは手元側にあるのですぐに外してWindowsのノートPCでSMART状態をチェック。そしたら正常と出ましたよ。正常。3万9千時間以上使用しているけどエラーも無いしなんか問題無さそう。
一時期はHDDの故障を疑ってのSSD導入だったけど冤罪だったのかなぁ。
ちょっと様子を見ることに。
こうなると内部配線がらみなので、ぶらぶらしているSSDを固定することにしました。
Mac mini に内蔵SSDを追加して起動ディスクにして快適に
https://tiiduka.blogspot.com/2018/04/mac-mini-ssd.html
この作業、ロジックボード(マザーボード)を外さないといけない作業なんで、前回はやめてSSDぶらぶら作戦にしたんですが、仕方が無い。
分解作業の動画や写真はSSDのとき見たきりでまぁ、勘での作業。災いの元。
あとで痛い目に2回遭遇します。
まずは一つ目。Mac miniの基板をちょっとずらしたらファンの隣のコネクタが崩壊。
ヤバっ!状態だけど電源関係っぽい信号のコネクタ。5つの配線をコネクタにしてというものなんだけど、ぶちっと壊しました。余裕が無かったのね。仕方無いのね。(泣)
気を取り直してMac miniの基板を抜いてHDDの固定枠にSSDをネジ固定。これで一つ目の作業は完了。
だからぶらぶら作戦にしたんだよなぁ。
Mac miniの電源ユニットを外してロジックボードを入れたりとしていたら、表面実装の電解コンデンサがポロリ。二つ目のやってしまった事項。
16V35uFの表面実装品をハンダ付けすることにしたんだけど、表面実装品はハンダゴテでなんとかするのは面倒というか困難。老眼なんだしさ。老眼鏡+ルーペを使いながらハンダを盛ったりするものの、これやばいやつって気付いたので、在庫していた16V33uFのニチコンHZコンデンサに変更。小型のコンデンサで寝かせば大丈夫。
なーんてことは無事にMac miniが復活してこうやって文章を書いているから言えることなんですが、リアルタイムではもう泣きそうでしたよ、ほんと。
って、ことで、内蔵HDDは死んでなかったんでデータ用のバックアップからデータをコピーしている最中です。