2013年11月26日

早いけど2013年を振り返る - 「Bluetooth」と「ハイレゾ」そして「発掘モノ」

振り返るにはまだ1ヶ月残ってますけど、このタイミングで新製品ってのはApple Mac Proぐらいなもんだろうから、振り返り。

オーディオ関係だと「Bluetooth」と「ハイレゾ」がキーワードになった年ということになるんじゃないでしょうか。

Bluetooth、私は昔からこの規格が好きでUSBに挿すタイプのBluetooth装置(PCやMacにつないで使うもの)を初めて買ったのって、Bluetooth1.xという規格の時代。KeybordやらMouseを接続するぐらいで、あとは簡易的なファイル交換機能程度でしたが、携帯電話のハンドセットとしての普及が日本では遅れたこともあって、オーディオ機器としてのBluetooth市場は今年になってずいぶん大きくなったんじゃないかと思います。

radiko & らじるらじる の「ながら聞き」に最適なBluetoothオーディオレシーバ
http://tiiduka.blogspot.com/2013/04/radiko-bluetooth.html
センチュリー CIA-BTDOCK - Dock端子付きのアクティブスピーカを活用するBluetoothアダプタ
http://tiiduka.blogspot.com/2013/06/cia-btdock-dockbluetooth.html

BELKINのオーディオレシーバを購入した頃はこの手の商品がまだ少なくて、今みたいに選らぶのに迷うって状況ではありませんでした。
スマートフォンのおかげですかね。


「ハイレゾ」はSONYが「ハイレゾ音源」や「ハイレゾ対応機器」を販売するようになって、ようやくメジャーな扱いになった感があります。(つけ加えるとSONYがDSDを再活用するようになった(SACDは見捨てた状態でしたもの)のも大きいかと)


Bluetoothは「利便性」(音質は犠牲)、ハイレゾは「高音質」(利便性は犠牲)とユーザが求めているものが二極化しているのもスマートフォン時代らしいところかと思います。

音質は犠牲と言っても「それなりに」再生できちゃうし、MP3やAACといった非可逆性圧縮のファイルがほとんどなのも大多数が利便性を取ったから。
利便性より音質をという層は少ないんだけど、ポータブル再生機器が揃ってきたあたりからそんなに利便性を犠牲にしなくてもよくなったのでうまく共存できるかどうかが普及の鍵なんでしょう。

とはいえ、ニッチな市場なんで爆発的にとか、席巻なんてことはあり得ないけどCD規格(44.1kHz/16bit)という大きな壁が無くなるとどうなるのかというのは楽しみなところです。

ハードウェアでは次から次へと新製品が出ているので、業界としては潤っているのかもしれません。従来のスピーカを用いたオーディオからヘッドフォン主体にというのも時代の反映かと。

これまたSONYですが、SONYのヘッドフォンとタワーレコードのコラボ企画はうまいところを突いたなと思います。

ソニーヘッドホン×タワーのコラボ企画〈MUSIC LOVES SOUND〉スタート! tofubeats、高橋優ら登場
http://tower.jp/article/news/2013/06/25/n03
この企画は、より良い音で音楽を楽しむスタイルが広まってきたことを受け、自分の好きなジャンルにあったヘッドホンで音楽をさらに楽しんでもらいたい、という想いから生まれたもの。〈NO MUSIC, NO LIFE.〉のコーポレート・ヴォイスのもと、音楽で生活を豊かにするタワレコと、その音楽を最大限楽しむためのヘッドホンを開発しているソニーがタッグを組み、〈大好きな音楽には、大好きな音で。〉をコンセプトにオリジナル・コンテンツをソニーヘッドホンスペシャルサイト〈The Headphones Park〉とTOWER RECORDS ONLINE内の特設ページで同時展開します。
YOUR SONG IS GOOD - MUSIC LOVES SOUND - TOWER RECORDS ONLINE
http://tower.jp/specialmedia/mls/hp/ysig


具体的には、SONYのMDR-1Rというヘッドフォンをミュージシャンに使ってもらってその感想をというものなんだけど、そもそもレコード会社でもあるSONY(三大メジャーの一角)がやるとなるといろいろ支障が出そうなんだけど、「タワーレコード」という媒体を通すことでそこを「突破」しちゃったところが素敵です。

オーディオ評論家やその製品を作った人の声を紹介するより、やっぱり音楽を創っているミュージシャンがどう思ったかというのはかなりインパクトがあると思います。
価格的にもちょっとがんばれば手が届くMDR-1Rという製品ですから、うまいこと考えたもんだなと。


で、私の話。
私はフィジカルメディア派だし、どういう過程を経て「ハイレゾ」になったのか謎なものを(大金叩いて)買うまでには至っておりません。

ヘッドフォンもここ数年の新製品ラッシュで食傷気味。もう新製品だからといって飛びつくのはやめてます。(ちょこちょこ買ってはいるんですけどね)

CDは毎月たくさん増えてますが、BeatlesのBBCライブ音源の第二弾がリリースされたり、Paul McCartneyのアーカイヴコレクションが順調にリリースされていたりと、過去の音源をちゃんとした形でリリースしてくれる方に期待しています。
(前者はBootlegではいろいろ出てましたけど、やっぱり公式にちゃんとした形でリリースしてくれた方がいろんな意味でありがたいものです)

日本では、「ひばり&川田 in アメリカ 1950」のうれしいリリースがありました。
http://columbia.jp/artist-info/hibari/COCP-38151.html


1950年(昭和で言えば昭和25年。戦後5年目)にカリフォルニア州サクラメントで行われたコンサートの音源が2012年に「発見」されたもののCD化。
美空ひばりと川田晴久(戦前に「あきれたぼういず」で活躍し、戦後は映画「東京キッド」でも共演していたあの人です)という師弟コンビが63年前に行われたコンサートを生き生きとした音で聞かせてくれるんだもの。すごい「発見」です。
(このアメリカへ行ったときの様子は映画「東京キッド」に映像として挿入されています)

誰かがコンサートの卓からワイヤーレコーディング(磁気テープではなく、針金に帯磁させての録音方式)していたということでもびっくりですけど、これが2012年にeBayに出品されたものを落札した人が日本文化を研究している人に連絡を取って「これは貴重な!」となったもの。

録音してくれた人にも感謝だし、60年間も状態の良いまま保管してくれていた人にも感謝だし、ゴミだと思わずフリーマーケットに出してくれた人にも感謝だし、それを買ってeBayに出品した人にも感謝だしと、ほんと感謝づくし。


他には、ストリーミングがメインになって、サンプル曲をダウンロードという形態が激減していることが気になるところ。

SoundCloudを使ってのものが多くなったなとは思っていたけど、以前であれば毎日のようにいろんなミュージシャンのサンプル曲をダウンロード形態で提供していたRCRD LBLは休止状態だし、アパレルのUrban Outfitters が提供していた "Music Mondays" も一度休止になってからは不定期のストリーミング形態に。

そんな中、nyctaperは相変わらずで、今年もWilcoのライブ音源を筆頭に数多くの音楽を提供してくれました。(ここ合法な形でのライブ音源収録と配布です。以前に比べると録音状態も良くなってるんでほんと助かります)

購入形態では相変わらず通販とブックオフなどの中古ばかりですが、WOW HDでJCBカードが利用できるようになったのはありがたい点。来年4月からの消費増税の影響を受けないWOW HDですから、利便性向上は助かります。
今頃になって気付く今年リリースされた買い漏らし品とかが多く、情報に追いつくのも大変だなぁと改めて痛感。通販では、Amazon、Tower、WOW HDの価格を見比べて買ってます。

懸念していた著作権法改正では「CPRMを解除するプログラムを購入者にダウンロードさせた」という理由での逮捕者が出た程度。親告罪なので、この程度で済んでいるのかもしれません。
TPP締結で「非親告罪化」「保護期間延長」を強要され、日本の著作権法が変な方向に向かわないことを祈るばかり。


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