2013年10月20日

IEEE1394 - USB3.0の登場でつくづくLegacyなインターフェースだなって実感

IDESCSI」だったらSCSI、「USBFireWire」だったらFireWire(IEEE1394)という選択をしてきた私。天の邪鬼なのか、MacというかAppleの呪縛みたいに思われるかもしれませんが、最初の「IDEかSCSI」の頃はMacを使ってなかった頃。Windows3.1の頃の話なのでAppleの影響は無し。(ということはただの天の邪鬼)

IDEなんて呼び方もはるか昔の話になってますけど、HDDの買い替えやら増設をしていて思うのは、規格はいろいろ変わるけどなぜか非主流なものを選んでいるなってことだったりします。

以前はごく普通にPCを使っていたんですよ、これでも。
最初に組んだPCは、Intel 486SX/33MHzにVLバスISAバスの乗ったマザーボード。(当時は国内だと入手ルートが限られていたので、勤務先のUS現地法人に出向中の方に無理言って買ってきてもらったもの)
内蔵HDDはIDEの200MBだったかな。メモリは30pinのSIMMで1MB×8枚で計8MBって状態。(30pinの4MBは高かったんです。その後、72pinのSIMMが出てやっとという時代)
ビデオカードはS3の805のやつ。Diamondが日本で販売をはじめたばかりのやつ。(Diamond Stealth 24 VLBだったはず)
それにIBMのPC-DOS 5.04とIBM版のWindows3.1を入れて使ってました。
(当時はNECのPC9800シリーズやEPSONの98互換機が主流でした。ノートPCはEPSONの98互換機だったけどデスクトップPCは高かったんで自作した次第)

その後、Sound Blaster16を買ったり、Sound Blasterに付いてたSCSI端子を使ってドライブあれこれ付けたりしてました。

ATAPIなんて呼び方が出る前ですから、CD-ROMの接続は独自インターフェースかSCSIかという状態でした。
(PC98だとSASIが標準で、SCSIはSCSIのベンダIDに"NEC"の文字が入らないと駄目っていうNEC純正の55ボードの互換性問題なんてのもありましたね。NECが入っていればいいから、"NECO"にしたりしてサードパーティが苦労してた頃)

自宅のメインがWindowsからMacOSになってからもSCSIは大活躍で、私が最初に買ったMac(Apple PM7300/180です)の内蔵ドライブももちろんSCSIでしたし、PCIバスにはRATOCのSCSIカードを挿して使ってました。

SCSIという規格は互換性、速度、拡張性(HDDの容量上限問題も無かったですし)、他にもCPUへの負荷が小さいとかメリットがあり、ターミネータとかSCSI IDとか苦労する面もあったけど、結構長く使っていました。
(いまもSCSI端子の機器が押し入れに入ってるはず。PanasonicのPDとかHDDとか。RATOCが発売したSCSI機器をFireWireに変換するアダプタもあるので、いまも使おうとすれば使える環境にはなってます)

CD-Rを焼くことができる環境もYAMAHAのSCSI接続のものを買ったのが最初。(今でもハードオフの青いジャンク箱で見かけますけど、さすがにこの頃のものはジャンクでもほんとにジャンクですね)

てな感じでMacを使うようになってからSCSI度合いがますます高まったわけですが、そこに出てきたのがボンダイ・ブルーの初代iMac。1998年発売だからもう15年も前なんですね。ADBとかSCSIを全部やめてUSBにしますと宣言されちゃった。

この頃のUSB事情と言えば、日本ではNECがNXシリーズ(PC/AT互換機)でUSBの採用(キーボードとマウス)が目立っていたぐらいで、低速だしOSの正式サポートはされないしってことで普及はいつのことやらという状態でしたんで、AppleがiMacからUSBにしますと宣言したところで、USB1.1接続のCD-R/RWドライブじゃ焼くのに遅いわ、失敗するわで、結局は「Buffer Under-run Errorを回避する技術」(ex. BURN-Proof, JustLink, SMART-BURN)が開発されて現在に至るわけで怪我の功名ってこのことかと。

USB1.1の遅さにはさすがに耐えられなかったんで、その頃使っていたiMac G4(USB2.0になる前のモデルだったんです)ではFireWire (IEEE1394) を使い始め、こりゃいいわということで現在に至っています。

FireWireはUSBと違い、SCSIと同様にCPUへの負担が少なくデイジーチェーン(数珠繋ぎ)で接続できるんでやっぱり便利。

HDDはFireWire800にしちゃいましたが、今でも光学ドライブはUSB接続ではなくFireWire400で接続していますし、iMac G4 を使っていた頃から今も使っているFireWire機器もいくつかあります。(いまだに iPod mini (iPadじゃないですよ)や iPod 第4世代はFireWire接続で同期してます)


で、時代は進んで、Thunderbolt か USB3.0 なわけですよ。

http://www.apple.com/jp/mac-mini/specs.html

  • Thunderboltポート(最大10Gbps)x 1
  • FireWire 800ポート(最大800Mbps)x 1
  • USB 3ポート(最大5Gbps)x 4

このように現行のMac mini (Late 2012) には USB3.0 と Thunderbolt、それに FireWire800 の端子が付いてます。
(iMacではすでにFireWire端子が無くなってますし、もうじき出るであろうMac miniにはFireWireは無くなるんでしょう。救済策としてなのか、Appleは Thunderbolt を FireWire800 に変換するアダプタを安価で提供しているんで助かりますが)


で、Thunderbolt ですけど、ぜんぜん普及してません。
機器は少しずつ発売されてるけど、やっぱり少ない。そして高い!

Thunderbolt Technology Community - Products
https://thunderbolttechnology.net/products

ここにあるだけっていう少なさです。
(前述のThunderboltをFireWireに変換するアダプタもここに出てますけど、そんなものまでカウントしてもこの数ですから)

で、USBなんですよ。



USB2.0(最大480Mbps)な時代が長かったせいもあって、「USBって・・・」な感じもありましたけど、USB3.0は最大5Gbps。
規格はできたけど、対応する機器が少なくて、PC側でサポートとなるとルネサス(旧NEC)のコントローラじゃないととか最初の混乱がいろいろ思い出されるところ。

「でもUSBなんでしょ?」という感覚があったんですけど、USB3.0になってから、USB3.0が当たり前になった昨年あたりからようやく「USB3.0すごい」な状態になってます。

USB3.0になってから更に進化して、UASPなんてもんが。
端子形状やら端子の色が変わっただけじゃなかったんですね。
これならUSB3.0でいいじゃん、もうそんな心境ですよ、まったく。

さすがRATOCというか、USBっていう規格そのものと、そしてUASPの正体がわかりやすく書かれています。

ラトックダイレクト 楽天市場店Blog - 店長の部屋Plus+
新プロトコル USB attached SCSI Protocol
http://shop.plaza.rakuten.co.jp/ratocdirect/diary/detail/201208310000
普段みなさんが使用しているUSB-HDDやUSBメモリなど、USBマスストレージデバイスのデータ転送には、BOT(Bulk Only Transport)というプロトコルが使用されていますが、このプロトコルが作られたのは1999年。
BOTの問題点は簡単に言うとUSB3.0で高速で転送を行った際に、コマンドの応答待ちが多く発生してしまい効率が非常に悪い..ということです。それに対し、UAS(USB attached SCSI)ではコマンドをまとめて送るキューイングをサポートしているため、応答待ちが抑えられ効率良く転送が行えます古くからPCをやられている方は、キューキングをサポートしないIDEとキューイングをサポートしたSCSIを思い出されるのではないかと^^

もうこのBlogで目から鱗。みなさんもうとっくに知ってたことなんでしょうか、これ。
この駄文で長々書いてきたことを、ぐるっと一周してみたいな状態ですよ、これ。
UASPのSPってSCSI Protocol なのか!と。

洗濯石けん(粉)と言えば、昔は大きな箱に入っていてカップで量ってたもんだけど、花王のアタックが出てコンパクトになってスプーンで量るようにようになってびっくりみたいな状態ですよ。(例えが古すぎるって人には、液体洗剤が濃縮タイプになってものすごく小さくなってびっくりみたいな状態とでも言いましょうか。ちょっとたとえが違う気もするけど)

USB2.0になってとりあえず使える規格になったけど、それでもFireWire800には敵わず「やっぱりUSBは・・・」「USBなんでしょ?」って思っていました。ところがUSB3.0になって、UASPをサポートするOSが出てきてもう下克上。

UASP対応のストレージケースが高いのか、といえばそんなことは全然なくて、ごく普通に安いんです。もうこれには完敗、参りました。





高止まりで対応機器の少ないThunderboltの普及を待つよりも、いまあるUSB3.0のUASP対応なものを選んだ方が安くて速い。(転送速度も速い!)
もうこうなりゃUSB3.0ですよ。ビバUSB3.0!って状態です。

ADB接続なキーボードをUSB変換して今も使っているわけで、Legacyデバイスどんだけ好きなんだって自分でも思いますけど、次のストレージはUSB3.0(のUASP対応機器)にするぞモードになってます。

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