BSを含めると月曜から土曜の朝、昼、夜の放送、土曜日はNHK-BSプレミアムでその週の放送分をまとめて放送しているし見逃し率が低いのも幸いしてます。
ナレーションの変更という突飛な手段でスタートした東京編ですが、毎回いろいろ楽しませていただいています。
小泉今日子が演じる「春子」の過去がようやく明らかにされ、古田新太演じる「太巻」との関係、薬師丸ひろ子演じる「鈴鹿ひろ美」との捻れがわかったけど、これからどうなる?とますます楽しみな展開。(加えて小泉今日子名義でのシングルがリリース!)
朝の連続テレビドラマは子供の頃からしょちゅう見てたけど、型破り感はやっぱり別次元。
近作だと設定が「現代」+「女性主人公」だけど、「純と愛」のようなドロドロ感とは真逆な作品だけに受けているんだと思いました。
「カーネーション」も面白かったけど、朝ドラによくある「戦争挟んで」、「女手でがんばる」パターンではありました。「ゲゲゲの女房」も水木茂再評価のきっかけになった良いドラマだったけど、実話ベースになっているから「型破り度」は低かったですものね)
対比させてもらっているNHK総合の「八重の桜」はようやく会津戦争が終わり、新たな段階へ。スタート時から「戦争」という重いシーンに向かっていくことがわかっていたドラマなだけに、ようやく重いシーンを抜け、山本八重が新島八重へと変わっていくことになるので、これからの展開には期待してます。
戊申戦争を「会津視点」で描いたとのことですが、薩長を中心とする新政府軍を尊重し、陵辱するようなシーンが無かったのは残念。対等に扱ったかのような描き方になっていて、これじゃ会津の人からすりゃ残念な描き方なんじゃないのかと。会津は賊軍としてとことん叩かれたという事実(例:戊辰戦争の敗軍である会津藩の戦没者は靖国神社に奉納されてません)、市中で横行していた新政府軍狼藉ぶりを描くというところまで踏み込めなかったのはNHKの限界なんでしょう。
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