中学生の頃に21時台の映画放送枠でテレビ視聴しており、その内容は知っていたけど、今回はノーカット。録画したものの再生時に2時間38分もあるんだと驚き。(上映時間は157分)
2時間を超える映画だけど、冗長さは感じず。
http://ja.wikipedia.org/wiki/ナヴァロンの要塞#.E6.98.A0.E7.94.BB
The Guns of Navarone
監督:J・リー・トンプソン、脚本:カール・フォアマン、製作:カール・フォアマン
出演者 グレゴリー・ペック、デヴィッド・ニーヴン、アンソニー・クイン、
音楽 ディミトリ・ティオムキン
撮影 オズワルド・モリス
編集 アラン・オスビストン
1961年のアメリカ映画『ナバロンの要塞』は、1962年の第34回アカデミー賞の特殊効果賞、および第19回ゴールデングローブ賞の作品賞(ドラマ部門)を受賞した。同時に、音楽担当のディミトリー・ティオムキンは本作品において同ゴールデングローブ賞の音楽賞を受賞した。また本作はイーストマン・カラー、シネマスコープ作品として撮影された。
冒頭のイギリス、ギリシャに関する感謝のシーンは記憶無く、民放の映画枠ってことでカットされてたのかも。あらすじ、見せ場、結末は覚えていた通り。
たしか中間テストか期末テスト前日なのにテレビで映画観てて・・・という記憶があります。結構覚えているものですね。(当時は結構な頻度でこの種の戦争映画が放送されてました)
1961年(ジョン・F・ケネディが大統領に就任した年)という時代の映画。ドイツ軍は大勢いても主人公たちに簡単に突破されるし、主人公の弾は当たるけど敵の弾はなかなか当たらないというご都合主義が散見。
それに加え「連合軍に開放される人たち(連合軍の協力者)が勇敢に死んでいく」という映画でもあります。
とはいえ、ナヴァロンに潜入した連合国の捕虜をちゃんと手当てする規律正しいドイツ軍という面も描かれていて、これが日本軍だったら「鬼畜」に描かれていたんだろうなぁとも思いました。
1998年公開の映画「プライベート・ライアン」以降の視点で評価しちゃえばこうなってしまうのは仕方が無いかと思います。(あの冒頭の上陸シーンを描いたあとでも、わざわざ他所の土地で戦争を仕掛けるんだから困った国なわけだけど)
そうそう、映画終盤のドイツ軍が行う巨大な大砲への砲弾の装填、発射のシーンはまるで大友克洋の「大砲の街」。映画「MEMORIES」の「大砲の街」が好きなもんで、このシーンにはぐっときました。(ああ、観るとこ間違えてる)
この映画を観て「コンバット!」をまた観たくなりました。
ちょっと前にBSで再放送してたんですが、また再放送しないかなぁ。
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