2013年6月23日

朝のNHK連ドラ「あまちゃん」の面白さ

「あまちゃん」絶賛って感じですが、世間でもやっぱり評判が良いみたい。
3.11以降の東北に必要なのは「応援ソング」でも「応援ドラマ」でもなく、「笑い」なんだよなぁとつくづく思います。



NHK総合で朝の連続ドラマという「制約」があるはずなんだけど、出演者の豪華さだけじゃなく、脚本のすばらしさ、音楽の良さも相まってのものだなぁと痛感。

小泉今日子はNHK総合で放映したドラマ「とんび」での好演もありましたが、やんちゃな役はやっぱり合ってますね。

花巻さん(伊勢志摩)は「わかる人だけわかればいい」というキャラが素敵。
「ジェームズ・ブラウンかよ」かと突っ込むセリフに続いて、海女カフェの出し物としてレディー・ガガの扮装かと思ったら「レディオ・ガガ」(Queenの曲。花巻さんはフレディー・マーキュリーの扮装をする)というのがこれまたツボでした。

オープンした海女カフェ紹介シーンでは、他局の番組(朝日放送制作の「ビフォー・アフター」)の音楽を入れてみたりと細かいです。
セリフの細かい部分だけでなく、ドラマの演出も「遊び心」があります。

私の母も毎回見ているようですが、ぜったいにこのへんの細かい部分はわからないはず。
視聴者を置いてきぼりにしないNHKが今回に限ってはそれを解禁してるようで、それが功を奏しているように思えます。

来週からはいよいよ東京編。楽しみです。



で、同じ東北地方を舞台にした対比的な大河ドラマ「八重の桜」なんですが、「新政府軍の会津攻め」はいよいよ会津城下へ。白虎隊も出陣し、これから数回続くであろう悲壮な感じが連想できちゃって見ていられない感じ。「新政府軍の乱暴狼藉ぶり」もちゃんと描くんだろうか。
今日は、沖縄戦の全戦没者を悼む「慰霊の日」だったこともあり、あの戦争末期と重ね合わせてみてしまいました。

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