まずは、ブラーの2作目、"Modern Life Is Rubbish" の広告。
「アメリカ人にはわかるまい。」
「約2年ぶりに発表されるブラーの2ndアルバムは、なんとアメリカでは発売されないことが決定した、。よりポップで、商業性に富んだ新曲をレコーディングするまで、発売される見込みはないという。」
で、実際もそのようだったようで、USはSBKというレコード会社からのリリースだたようです。
http://en.wikipedia.org/wiki/Modern_Life_Is_Rubbish
American release
The American release of Modern Life Is Rubbish features an altered track listing. Blur's American label SBK Records preferred the group's original demo of "Chemical World", and included it on the album instead of the Stephen Street-produced version. According to Select magazine, this "defeated the object of recording a heavy rock song in the first place".
続いては、1990年代に活発になった外資系の輸入盤屋さんの広告をご紹介。
1995年3月号から。
「ヴァージン・メガストア」の広告。
「ヴァージン・メガストア」は新宿、池袋、横浜、京都、神戸、広島の6店舗。(1995年3月17日に札幌店開店の告知がありますね)
小規模な「ヴァージン・ディスク・ステーション」は草加、川口、水戸の3店(すべて丸井の各店舗)
1995年2月24日に丸井静岡店B館5Fにオープンとの囲みもありますね。
隣のページにはHMVの広告がありました。
最下段に店舗が書いてありますが、この頃は旗艦店である渋谷店の場所は開店当時からのワン・オー・ナインB1F〜2Fなんですね。
渋谷、原宿、新宿、池袋、銀座、横浜、厚木、仙台、栄(名古屋)、心斎橋(大阪)の10店舗。
ヴァージンの「丸井テナント率」が高いのに対し、HMVはビブレに入っている率が高め(横浜、厚木、仙台の3店舗)。
タワーレコードは同じ号に広告が無かったので別の号から。
1996年10月号からカラー見開きで。ロッキング・オンとの提携広告になってます。
右側には「歴史的名盤12,000タイトル!レッド・タグCD3枚 ¥3,900!」とあり、セールだと旧譜が1300円/枚だったってことがわかります。
当時買ってた感覚からすると2000円弱。安くて1500円程度だったんでセールでこの値段はそんな感じだったなぁと。
店舗数が多くて札幌(2店舗)、仙台、新潟、千葉、南越谷、池袋、新宿(2店舗)、渋谷、吉祥寺、八王子、横浜、川崎、相模大野、浜松、長野、名古屋(2店舗)、金沢、京都、大阪(梅田、心斎橋)、神戸、姫路、和歌山、岡山、広島、松山、福岡、小倉、大分、熊本、鹿児島、那覇と書いてあります。
この時期はまだ市街地への出店がピークだった頃なんじゃないかと思います。
その後、郊外につくられたショッピングモールへの出店が続き、現在に至るという感じでしょうか。
(ヴァージンは撤退、HMVは縮小、タワレコも店舗整理)
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