2012年6月1日

ポータブルヘッドフォンアンプ - Sq.Ver.01 と PA2V2 を比較

Sq.Ver.01というヘッドフォンアンプを予約したことを書きましたが、早々に到着して使っています。

仕様詳細はこちらにあります。
http://www.depcopper.com/

やっぱり比較しちゃいたくなるのは、PA2V2でしょうか。
回路などはPA2V2とは異なるものですが、外観は影響を受けていると感じます。

共通点
  • フロントの配置(左からヘッドフォン、ラインイン、充電用DCジャック、通電LED、ボリューム)
  • 黒いプラスチックケース
  • 小型で軽量
  • 汎用の充電池2本で動作(タブ付きとかではない)
  • 3.5mmステレオジャックの上に電解コンデンサを配置してるところ

違い
  • サイズ Sq.Ver.01が一回り小さい。特に奥行き。
  • 電源スイッチ Sq.Ver.01の電源スイッチはボリュームと連動(反時計回りに絞りきればスイッチがあるタイプ)、PA2V2はトグルスイッチ
  • 電池 Sq.Ver.01は単4ニカド充電池2本、PA2V2は単3ニッケル水素充電池2本
  • 回路そのもの Sq.Ver.01はSOICのOPAMPが2つ、PA2V2はDIP8のOPAMPが1つ
  • フロントパネルの印刷有無(Sq.Ver.01の赤モデルの場合)


大きさとしては、PA2V2より一回り小さいです。(3方向すべて)
追記:ノギスでの実測サイズは、W61.3 x H25.6 x D57.7 mm (ツマミを除く)です。



使用電池の違いでしょうか。奥行きは結構違います。


高さ方向もSq.Ver.01の方が低いです。
フロントパネルの印刷は文字部分が凹んでいるもの。


Sq.Ver.01付属の充電ケーブルはUSB端子からの給電用。
PCのUSB端子だけでなく、USB端子タイプのACアダプタを用いてもOKということですね。
かさばる充電器を持ち歩かなくて済むのは便利です。


DCプラグは細いもの。


こちらはPA2V2のもの。
ACアダプタ式でアンプ側の端子は2.5mm端子を用いてます。
(ラインインに間違えて入れてしまうと接触しちゃうと思うのですが・・・)



Sq.Ver.01をざっくり使ってみて6千円以下でこの音ならとても満足。
日本ではPA2V2があまり流通していないこともあって(ebayで簡単に購入できますが、ebayという壁が・・・)この価格帯のアンプとなるとFiioぐらいでしょうか。(Fiio E5, E6 以上、E11未満の価格帯)


iPod ClassicからDockケーブルで接続して使ってますが、入門用の価格帯にこの性能だったら十分すぎると思います。
音はPA2V2と比較するとSq.Ver.01の方が良いと感じます。

音量を絞ったときのギャングエラーは感じられないレベル。
イヤフォンであれば問題無いですし、通常のヘッドフォンであれば問題無し。
インピーダンスが高い、能率が低いヘッドフォンだとちょっと苦しいけど価格を考えれば立派。(ゲイン切り替えがあれば解決しそうですが)


電池の持ちも十分過ぎるレベルで電源スイッチを入れたまま寝てしまっても翌朝に電池切れということはありませんでした。ニカドの450mAh充電池2本なんですが、これをニッケル水素充電池に交換することも可能ですが、電池の持ちとしてはこれでも十分なレベル。

オンラインショップでは "Sold Out" になっていますが、現在はヤフオクに出品されているようですし、気になった方はそちらもご確認を。
https://ssl.gmt.ne.jp/shop-online.jp/xinya/
http://mintcandiy.blogspot.jp/




関連
"Sq.Ver.01 Headphone Amplifier" - 小さいヘッドフォンアンプ
http://tiiduka.blogspot.com/2012/05/blog-post.html
380円の006Pニッケル水素充電池を買ってみた
http://tiiduka.blogspot.com/2012/05/380006p.html

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