2012年1月23日

「SACDはなくなるの?」「SACDを買うと損するの?」「SACDはこれからどうなるの?」

タイトルは、1984年1月25日から全国紙で展開された有名なソニーの広告のコピーから。

「ベータマックスはなくなるの?」
「ベータマックスを買うと損するの?」
「ベータマックスはこれからどうなるの?」

そして最終日に、

「ますます面白くなるベータマックス!」

と締めくくった広告、ええ、忘れていません。
社史としてきちんと記録、公開している「会社の姿勢」は好きです。

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/CorporateInfo/History/SonyHistory/2-02.html
1984年1月25日から4日連続で主要新聞に出されたソニーの広告は、目を引いた。「ベータマックスはなくなるの?」「ベータマックスを買うと損するの?」「ベータマックスはこれからどうなるの?」とネガティブな問いかけで畳みかけ、最終日に「ますます面白くなるベータマックス!」と締めくくったこの広告手段の奇抜さに、世間はびっくりした。ベータ方式の劣勢を報じるマスコミ、そしてベータファンの抱く不安に対するソニー独特の応じ方であった。

で、今度はSACD。
LINDEMANN(リンデマン)の825XというCDプレイヤーの商品説明で見逃せない一文が。


http://www.u-audio.com/shopdetail/011002000001/order/


SonyのSACDメカ供給停止、欧州におけるSACDサポートの終了に伴い、本モデルよりCD専用機となっております。

えっ、そうだったんですか?

SACD再生可能なプレイヤーという意味では、低価格なブルーレイディスクプレイヤーは現在も販売してます。SONY BDP-S370は、BDP-S380にモデルチェンジしてますね。
高級モデル用のメカの外部供給(またはリンデマンへの供給)を停止したってことなんでしょうか。

こうも曖昧なままだとせっかく盛り上がっている限定生産でのSACDリイシューブームに水を差すことになると思うのですが。

「SACDはなくなるの?」
「SACDを買うと損するの?」
「SACDはこれからどうなるの?」
こんな状態になってますよ、SONYさん。(大手レコード会社でもあるんだからはっきりと)

2 件のコメント:

  1. BDP-S5100買いました。SACDはまずは世田谷区の図書館で借ります。

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    1. 私も図書館ユーザ(笑)ですが、都区内はかなり充実しているのでうらやましいです。

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