2011年10月29日

今後は「光学ドライブ無し」になるのかな - Macだけじゃなくオーディオも

Appleが「フィジカルメディア」(光学ドライブ)に積極的では無いことは、未だにブルーレイディスクに未対応(サードパーティ製のソフトはありますが)なことや、MacBook AirやMac miniには光学ドライブが無いということからもわかります。



MacBook Airは薄さを追求したデザインなので「光学ドライブ無し」なのも頷けますが、Mac miniにまでというのは驚きでした。

「デジタルハブ」から「クラウド」へという流れの中で、Apple TVのように必要な映像、音楽はダウンロードで済ませるということなんでしょう。
(もちろん外付けの光学ドライブを接続すればいいわけですけど、内蔵しないというのは「英断」だなと思います。また、Apple TVではHDDを内蔵することすらしていないわけで、引き算がうまい会社だよなと思います)

「光学ドライブ無し」はAppleだけかと思っていたら、オーディオ機器にも広がっていて、リンのDSシリーズが先鞭をつけ、国内メーカでもマランツやパイオニアなどから「光学ドライブ無し」のプレイヤーが発売されています。

マランツ ネットワークオーディオプレーヤー NA7004
http://www.marantz.jp/JP/Products/Pages/ProductDetails.aspx?Catid=NetworkProducts&SubCatId=NetworkAudioPlayer&ProductId=NA7004



アナログレコードからCDへ、そしてさらにSuper Audio CDへ。音楽ソースの変遷はオーディオの歴史そのものであり、マランツは常にその先頭を走ってきました。そして今、音楽ソースはついにパッケージメディアからデジタルファイルへ

マランツのNA7004は1年前に発売された製品です。(実売7万円弱)
もちろんマランツでは現在もCDプレイヤー、SACD対応のプレイヤーも併売していますが、上記のように「パッケージメディアからデジタルファイルへ」という流れに対応した「光学ドライブ無し」の製品です。
  • iTunesライブラリをストリーミングできるAirPlayに対応(アップグレード価格:5,250円)
  • ネットワークオーディオ機能 (DLNA1.5に準拠したネットワークオーディオ機能)
  • iPod touch/iPhone専用アプリ「Wizz App」によるコントロール
  • USB DAC機能搭載 (USB:32/44.1/48/96kHz 16/24bit、同軸:32/44.1/48/64/88.2/96/176.4/192kHz 16/24bit、光:32/44.1/48/64/88.2/96/176.4/192kHz 16/24bit)
  • iPod/iPhoneデジタル接続対応USB入力端子を装備 
  • Bluetoothレシーバー「RX101」に対応するM-XPortを装備 
  • 視認性に優れた有機ELディスプレイ
  • ブラウザによるWebコントロール (PCやiPod touch/iPhone、PDA等のブラウザによるネットワーク経由のリモートコントロールが可能)

DAC(デジタル・アナログ・コンバータ)としての機能も備えており、ネットワークオーディオ対応+DAC+αという製品になってます。

単体での動作だけでなく、PC(Webブラウザ)やiPhone, iPad, iPod Touchからの操作もできるというのが大きな特徴でしょうか。

AV Watch - マランツ、DLNA/PC/iPod/BT対応のネットワークプレーヤー
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20100907_392165.html

DENONからはネットワーク再生に割り切ったモデルも発売されています。

DENON ネットワークプレーヤー DNP-720SE
3万円台と低価格なモデルです。


  • Wi-Fi接続対応。ネットワーク機能
  • ネットワークから音楽ファイルの再生が楽しめます。
  • インターネットラジオを楽しむ
  • iTunesのミュージックライブラリーを楽しめるAirPlayに対応
  • iPhoneやiPod touchで本機の操作が可能となる“Denon Remote App”対応
  • USBメモリーのダイレクト接続、再生が可能
  • 文字のスクロール表示など、日本語が読みやすい3ライン大型有機ELディスプレイ
  • FM/AMチューナー内蔵
  • 光デジタル出力装備
  • デノンのコンポーネントの設計思想を継承したデザイン



標準でWiFi対応なのは便利ですけど、本格的なネットワークオーディオ機器というよりは、簡易的なものという仕様になってます。
DENONのネットワークCDレシーバ RCD-N7Wの単体版という感じかと。


今年はパイオニアからも新製品が出てきました。
パイオニア ネットワークオーディオプレーヤー N-50, N-30
http://pioneer.jp/components/networkaudio/


コンセプト
ディスク音源からオーディオファイルやミュージックコンテンツへメディアの多様化とともに音楽を楽しむスタイルも大きく変化してきています。その中でも、多くのアーティストが世界中の人々に向け、自由に発信できる場として活用しているのがネットワークメディアです。<中略>パイオニアのネットワークオーディオプレーヤーなら、これまでのCDコレクションも快適なライブラリーとして、今までに体験したことのない豊かな音楽ライフをあなたにお届けします。

PCなどに内蔵される光学ドライブメーカでもあるパイオニアから「光学ドライブ無し」の製品が出たことに驚きました。
マランツと同様、SACDプレイヤー、CDプレイヤーも併売していますが、これからはこっちだよという意志表示が「ディスク音源からオーディオファイルやミュージックコンテンツへ」というコンセプトなんでしょう。

マランツのNA7004以上にできることが多くて「難解」な商品だなと思います。AV Watchのレビュー記事がわかりやすくまとめているので参考になるかと思います。

AV Watch - 【新製品レビュー】DLNA/AirPlay/USB DAC全対応。パイオニア「N-50」を聴く
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/np/20111028_486367.html

N50とN30の違いについても簡潔に書かれています。
なお、下位モデルとして32bit拡張処理機能を省き、USB DAC機能やデジタル入力(つまり単体DAC機能)を省いた「N-30」も実売4万円程度で発売される。機能差以外に、N-50ではアナログとデジタル回路用の電源トランスを別々にして干渉ノイズを低減したり、シャーシを2重構造にして剛性を高めるなどの工夫もとられている。
ということで、上位モデルのN50の仕様をまとめると、
  • 192kHz/24bitハイレゾリューションファイル対応
  • DLNA1.5に準拠したネットワークオーディオプレーヤー
  • パイオニアオリジナルのアルゴリズムに基づいたbit拡張処理「Hi-bit 32 Audio Processing」
  • PCからダイレクト入力が可能な「USB DAC」機能(本機の高精度クロックで伝送を制御する「アシンクロナス転送」採用)
  • 圧縮音源の転送レートに合わせ、自動で音質補正。「オートサウンドレトリバー機能を同載
  • iPod touch/iPhone/iPadまたはPC/Mac内のiTunesライブラリーの音楽コンテンツをネットワーク経由でストリーミング再生ができる「AirPlay」に対応
  • フロントUSB入力は、iPod/iPhone/iPadからのダイレクト入力とともに充電にも対応
  • PC音源などを収録したUSBメモリーの入力もでき、FLAC、WAVなどのハイレゾリューション音源をネットワークを介することなく再生することも可能
  • 高品位なフルカラー液晶を採用したディスプレイは、日本語での表示に対応した快適なGUI機能を実現
  • 多くのネットワークプレーヤーのように、機能設定や選曲にPCや携帯端末の画面に頼ることなく、リモコンと本体ディスプレイだけで多彩な機能の設定と操作を実現
  • iPod touch/iPhoneに専用App「Pioneer ControlApp」をダウンロードすることで、さまざまな機能の操作が可能
  • オプションのBLUETOOTHアダプターAS-BT200を取り付けることで、携帯型オーディオプレーヤーやPCなどのBluetooth無線技術搭載機器からのワイヤレス再生が可能
  • Android端末にも対応「Air Jam」
  • ホームネットワークへの無線LAN接続は、オプションの無線LANコンバーターを使用することで簡単に
と、書いているだけでお腹いっぱいに。(苦笑)

さすがにパイオニアでも伝える努力はしてまして、この図のようになるようです。



伝わりにくい商品だけにこのような図を用意したんだと思いますが、実際はそれ以上のことができるわけで、ほんとややこしいなと。

PCで音楽CDをリッピングしてNASへ。CDプレイヤーはN-50のデジタル入力に接続。「光学ドライブ」やディスクメディアを否定しているわけでは無いことがこの図から伝わってきます。
(光学ドライブ、CDプレイヤーも売ってるわけですし、そこへの配慮かなとも思いますが)

単体でも操作できるという点やカーオーディオでの実績なのか、液晶画面が大きく使いやすくなっている点(アルバムアート表示なんてうれしいですしね)は良いなと思いました。


参考
AV Watch - DMC? DMRって?、DLNAネットワークオーディオ“再入門”
http://av.watch.impress.co.jp/docs/topic/20101119_407218.html










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