2011年10月14日

iOS5.0 - iTunesホームシェアリングがようやく実用の域に

iOS4.3から導入された iTunes ホームシェアリングについて書いていますが、昨夜リリースされたiOS5.0でこの機能が実用の域に達したな、と感じています。


・iMacのiTunesライブラリを共有
・iOS4.3 + iPod Touch (第四世代)

という構成で、WiFi (802.11n or 802.11a)を通じてホームシェアリングしてみましたが、共有ライブラリの認識に時間が掛かっていました。



iMac側の共有対象を限定することで認識時間を短くすることはできましたが、認識、再生するまでに10分も待たされるような状態では正常に動いているとは呼べるものではありませんでした。

やりたいのは「iMacに入っているiTunesライブラリ全部をiPod Touchで再生したい」ということ。
そして、「ホームシェアリングをしているiPod Touchの再生回数もカウントすること」です。




iTunesを10.5に、iPod TouchをiOS5.0にバージョンアップして新機能などを確認してみたらこれが良い感じ。

・iMacのiTunesライブラリを共有(全体=111,444曲、4260アーティスト、10422アルバム)
・iMac + MacOS X 10.6.8 + iTunes 10.5
・iOS5.0 + iPod Touch (第四世代)

という構成だと、iPod Touchからの共有ライブラリの認識がスムーズ。

待ち時間1分程度で認識完了、ライブラリの中をブラウジングできます。
もちろん「プレイリスト」「アーティスト」「曲」「アルバム」すべての再生が可能です。

アルバムから再生してみます。アルバムをクリックしてちょっと待つと一覧が出てきます。iTunesのライブラリと違って日本語読みのものが上位に来るんでずるずるっとスクロール。

ジャケ写真がおかしいです。「アートワーク」が乱れちゃってますね。



Ry Cooder の "Paradise & Lunch" を表示。この状態でのアートワークは正常。



問題無く再生できてます。アートワークももちろん正常。
この画面での曲送り、音量調整は(上のリストからやるよりも)スムーズです。



アルバム名を選択してからの待ち時間、選曲時のタイムラグがありますけど、膨大な量のライブラリを操作していることを考えれば許容できる範囲かなと思います。

アートワークの乱れは、ほとんどのアルバムアートが"SONY系"のアルバムなので手動で貼り付けたものですね。この辺にヒントがありそうです。


WiFiでの運用なのでiPod Touchの電力消費が気になるところですが、今のところ極端な減り方はしていません。
これでiMacのiTunesライブラリを家庭内どこでも検索して再生することができるようになりました。
iPod Touchそのものは同じなんだけど、OSのバージョンアップで「不具合」が解消されてよかったです。

参考
Apppe ホームシェアリングについて
http://support.apple.com/kb/HT3819?viewlocale=ja_JP
Apple ホームシェアリングのトラブルシューティング
http://support.apple.com/kb/TS2972?viewlocale=ja_JP

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