ATH-SJ11は2000円弱という値段の割に良いデザイン、良い音でびっくりしたんですが、上位機のATH-SJ55はやはりそれ以上の出来でした。(ATH-SJ11は家人に奪われました)
黒いヘッドフォンばかりなのであえて白に。つや消しの白です。
ハウジング部はスイーベルで平にすることも、内側に折り畳むこともできます。
クルマもそうなんですが、なんで安いモデルだけ多色展開なのかなぁと。
ATH-SJ11は5色から選ぶことができるのに、ATH-SJ33、ATH-SJ55は白と黒のみ。
全体的にプラスチックだしケーブルもそんなに太いってわけでもないけど、Amazonでの実売価格(3000円台前半)を考えれば十分な仕上がり。
ヘッドバンドもすべて樹脂製で耐久性は大丈夫なのかなとちょっと心配。
芯材に金属が使われているのかもしれませんが、磁石には反応無し。(18-8ステンレスだったら反応が無くて正解なんだけど・・・)
ATH-SJ11と同じく、イヤパッドの触感も良く、側圧も適度。
イヤパッドのおかげで遮音性も結構良いです。
頭頂部の部分には凹みがあります。ここにパッドを付けると更に快適になるんじゃないのかな。
イヤパッドを外した状態。
1042ってことは2010年42週の生産かな。
ATH-SJ11、SJ33、SJ55の違いを表にするとこうなります。
ATH-SJ11 | ATH-SJ33 | ATH-SJ55 | |
メーカー希望小売価格 | オープン | 3675円 | 5040円 |
Amazon価格 (2011.5.15時点) | 1,638円〜1,711円 | 2,457円 | 3,102円〜3,293円 |
色 | BGR/BK/BPK/WH/WPK | BK/WH | BK/WH |
型式 | 密閉ダイナミック型 | 密閉ダイナミック型 | 密閉ダイナミック型 |
ドライバー | φ36mm | φ40mm | φ40mm |
出力音圧レベル | 104dB/mW | 103dB/mW | 104dB/mW |
再生周波数帯域 | 15~22,000Hz | 10~23,000Hz | 8~25,000Hz |
最大入力 | 500mW | 500mW | 800mW |
インピーダンス | 32Ω | 48Ω | 48Ω |
質量 | 約90g(コード除く) | 約110g(コード除く) | 約120g(コード除く) |
プラグ | φ3.5金メッキステレオミニ(L型) | φ3.5金メッキステレオミニ(L型) | φ3.5金メッキステレオミニ(L型) |
コード | 1.2m | 1.2m | 1.2m |
同じ40mmドライバを採用している「SJ33」と「SJ55」の違いがよくわからないのですが、耐入力、音圧レベルに違いがあるというのは意外でした。
実売価格で比べると1000円以下の違いなのでATH-SJ33の立場が微妙に思えます。
ATH-SJ55の音ですが、やはりATH-SJ11よりも良いです。(録音状態の粗いものであればATH-SJ11の方が向いているという場合もありかも)
先日紹介した上海問屋の黒檀ヘッドフォンと比べると空間の広さでATH-SJ55という感じです。
三千円台のヘッドフォンでここまで鳴れば十分だと思います。
製品情報
http://www.audio-technica.co.jp/products/hp/ath-sj55.html
AV Watch オーディオテクニカ、44mmドライバ採用重低音ヘッドフォン
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20101008_398917.html
僕も先日sj55を購入しました。オーテクはよく買うのですが、sjシリーズは初めてです(実はオーテクで混お値段のヘッドホンも初めてです…)。
返信削除音質はもちろんのこと、デザインも値段以上な感じがします。ただ、貴方様がおっしゃる通り、ヘッドバンドの部分の耐久性にはやや不安を感じます。wsシリーズのようにスポンジを付けろとは言わないのですが、何らかの補強をしてほしいものですよね。
コメントありがとうございます。
返信削除SJシリーズ、以前のものとは別モノのように音が良くなっていて現行のものだったらどれもお薦めできるなと思っています。
耐久性については、実際に使っている分には大丈夫なんだと思うのですけど、不安な点ではありますね。
価格がずっと上なソニーMDR-Z700DJもプラ部品多用で大丈夫かな、などと思う点があります。(DJモデルなのに大丈夫なのかなと)