2011年3月31日

That Thing You Do! と Grace of My Heart

アメリカにとっての1964年、ジョンソンが大統領に就任(前年にケネディ暗殺)。音楽ではThe Beatlesがアメリカで大ブレイク(エド・サリバン・ショーへの出演)した年としての意味合いが強いのか、この年を舞台にした小説や映画がいくつかあります。
(「明るさ」とともに「影」を感じる映画「アメリカン・グラフィティ」は1962年のアメリカが舞台ですが)

小説では、ボブ・グリーンの当時の日記をもとにした、「17歳、1964年春」と「17歳、1964年秋」があります。当時の音楽についての話がいろいろ出てきて、当時の状況がよくわかります。(彼の著作では「オール・サマー・ロング」もお薦め)

映画ではトム・ハンクスが監督した "That Thing You Do!" 「すべてをあなたに」という映画があります。(1996年。トム・ハンクスの「初」監督作だそうです)








1964年当時にいかにもありそうなバンドの話。
サントラも凝っていて、当時の曲をあえて使わずそれっぽい楽曲を制作しています。

トム・ハンクス主演の映画では、「アポロ13」や「フォレスト・ガンプ」で当時の音楽が効果的に使われていました。(フォレスト・ガンプのサントラはよくお薦め)

「アメリカン・グラフィティ」や「アポロ13」などのように、当時の曲を使うという手法がほとんどなんですが、あえて当時の曲を使わず、オリジナル曲を使うと「楽曲」に振り回されなくなるというメリットはあるんだろうなと思います。
ある映画で効果的に使われていた曲を別の映画で使うとイメージが重なってしまったりという部分。


"Grace of My Heart" という映画も同じ手法で、サウンドトラックが作られています。(同じく1996年の映画!)



こちらはキャロル・キングをモデルにしたのかなという主人公が音楽業界でどう生きていたかという内容。ソングライティングではいかにも「ゴフィン・キング」の楽曲をつくり、主人公がブライアン・ウイルソンらしき人と関わるとそれっぽい楽曲。
登場人物も実在の人物っぽい感じであれこれと連想できます。

このサントラCDも探したんですが、地震でCD棚が倒れ、とりあえず棚に戻してあるだけなので発見できず。(こちらのサントラには、エルビス・コステロとバート・バカラックの共演曲やジョニ・ミッチェルの曲も入ってます)


2000年以降に制作された音楽を主題とした映画、「レイ」(2004年)や「ドリーム・ガールズ」(2006年)などに比べると踏み込みが甘く感じる部分がありますが、1996年当時はこのような映画があまり無かったということもあり印象に残っています。


1996年の前年、1995年末に発売になったWindows95日本語版。(唐突ですが)
Windows95のメディアに収録されていたのが、Weezerの "Buddy Holly" のPV。



このPVもトム・ハンクス監督の映画風だったりしますね。





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