2010年10月30日

Fuji FinePix ViewerからNikon ViewNXにスイッチ(ニコンの本気)

デジタルカメラで撮影したデータを転送、簡単な加工を行うソフトとして、フジのFinePixViewerを使ってきました。


フジフイルムのデジタルカメラ、FinePixシリーズに付属するソフトなのですが、これがなかなか便利で重宝していました。
MacOS 8.xの頃から使っていたので10年以上使い続けてきたことになるのかな。
(Windows版とMac版の両方が付属していますが、使うのはMac版だけ)

デジタルカメラ付属のソフト、というよりもデジタルカメラで撮影した画像の閲覧ソフトとしても優秀で評判も良かったというのが10年前。
FinePixViewerの前身、Exif Viewer時代には、編集機能などを省いた"Exif Viewer LE"が無償配布されていて使ってたという方もいるのでは?



デジタルカメラをUSB接続、またはメディアをマウントすると自動的に指定フォルダにリネームしながらコピー。
その後、サムネイル表示され、ダブルクリックで画像を編集(回転やリサイズなどの簡単な編集)ができるというソフトです。

Mac版だけなのかもしれませんが、フジフイルムではあまりこの「おまけソフト」に注力していないようで、画面構成も何も変わらず、右端のスペース(InternetService)は現在はサービスを中止したものの「残骸」になっています。
マウスのスクロール操作に未対応なのも残念なところ。

一応、新しいOSにも対応するようパッチ提供が継続しているようですが、PowerPC用のアプリケーションで64bit化以前に、Intel版になっていない状態です。

フジフイルム FinePixViewer
http://fujifilm.jp/support/digitalcamera/download/viewer/finepixviewer/index.html

Windows版はWindows7に対応しているようですが、Mac版は10.5までの対応で10.6はまだ。もうメンテナンスモードなんだという感じがわかっていただけるかと思います。


そこでそろそろ別のソフトにしなきゃな、と思っていたんですが、ニコンのCOOLPIXシリーズ向けのViewNX 2を試してみたところ良い感じ。

ViewNX 2 の特徴は何ですか?
ViewNX 2 は、高い操作性を追求した、画像も動画も扱える、使いやすさと楽しさが満載のオールインワン・パッケージの画像閲覧 / 編集ソフトウェアです。 
撮影画像の取り込みや閲覧機能に加え、RAW 画像に対してはホワイトバランス調整や露出補正はもちろんのこと、RAW、TIFF、JPEG 画像のサイズ変更や明るさ調整、そして新たにクロップ、傾き補正などの編集機能も搭載しました。

以前のCOOLPIX付属ソフトはイマイチだったので期待してませんでした。たまにはチェックしておくもんですね。
(5年前ぐらいでは、ニコンよりミノルタの付属ソフトの方が良かったです)

この説明の通りで、統合ソフトになって至れり尽くせり状態。
(Intel版の32bitアプリです)


画面左にフォルダへアクセスするためのブラウザ、画面右に画像調整や画像情報、そして画面の下段にフォルダ内のサムネイルとなります。
今までマウスのスクロールすら使えなかったもんで最下段のサムネイルを横スクロールできて感激。
よく使うサムネイルで複数の画像を選んで一括でリサイズ(Blog用に1024x768に縮小)という操作もFinePixViewerと同じ感じでできました。

サムネイルのタイル表示にするとこんな感じに。これだとFinePixViewerの画面構成に近いですね。


サムネイルの大きさは画面のスライドで簡単に変更可能です。

機能が多いこともあり、環境設定での設定項目が多かったり、画面がごちゃごちゃしている感じもありますが、そこはカスタマイズしつつ慣れていくしかないかなと思っています。

きびきびと動作しておりなかなか良いぞ、いや、かなり良いぞと思っています。

ニコンのデジタルカメラの付属ソフトなのに、使ってるデジタルカメラはRICOH CX1、FUJI FinePix F200EXRじゃないかとお思いかと思いますが、Coolpix 100も所有してます。

0 件のコメント:

コメントを投稿