いつもの重量ベンチマークです。電池2本での重量を比較してみました。(タニタ KD-181で計測)
エントリーは現役で使っている9種類。すでに生産中止となっているものも含んでいます。
- 三洋電機 エネループ HR-3UTG 1.2V min.1900mAh 日本製
- 三洋電機 エネループ HR-3UTGA 1.2V min.1900mAh 日本製
- 三洋電機 エネループ・ライト HR-3UQ 1.2V min.950mAh 日本製
- トップバリュ 共環宣言 充電式ニッケル水素電池 HR-3UAE 1.2V min.950mAh 日本製
- 松下電池工業 充電式ニッケル水素電池 HHR-3MPS 1.2V min.2000mAh 中国製
- パナソニック 充電式エボルタ HHR-3MRS 1.2V min.2000mAh 中国製
- パナソニック 充電式エボルタe HHR-3LVS 1.2V min.1000mAh 中国製
- レクセル e-keep LH200-2AH51LF 1.2V 2000mAh 中国製
- 武田コーポレーション 充電式ニッケル水素電池 VOLCANO NZ 1.2V 1300mAh 中国製
1.三洋電機 エネループ HR-3UTG 1.2V min.1900mAh 日本製 52g
2005年に発売された初代エネループ。
自己放電が少なく、買ってきてすぐに使えるというのは驚きでした。
自己放電が少ない、継ぎ足し充電にも強いという製品コンセプトは強烈でした。
それまでの「使う直前に充電」という苦痛を無くしたところは素晴らしいです。
自己放電が少ない、継ぎ足し充電にも強いという製品コンセプトは強烈でした。
それまでの「使う直前に充電」という苦痛を無くしたところは素晴らしいです。
また、充放電できるサイクル数が約1000回と多かったのも驚きでした。
「抗菌」はどうでも良いけど、飽きのこないシンプルなパッケージデザインが良いです。
(その後のライバル充電池が「白」になったのが象徴的)
(その後のライバル充電池が「白」になったのが象徴的)
2009年に出た二世代目のエネループです。
充放電できるサイクル数を約1500回と1.5倍にしたのがこれです。
従来のものとは型番が違い、電極を示すところに王冠のマークがあります。
http://jp.sanyo.com/eneloop/lineup/eneloop01.html
1の旧型で揃えていたので買い増しをしたら実は新型だったというもの。
この記事によれば、新旧混ぜても問題ない(そのために容量を上げなかった)とのことなので通常使う分には問題無いんですが気持ちとしてね。
3.三洋電機 エネループ・ライト HR-3UQ 1.2V min.950mAh 日本製 37g
2010年6月発売の低価格、低容量版。「3割安くて容量ほどほど」という記事がありましたが、容量半分だけど軽量なモデルです。
容量減で充放電できるサイクル数が約2000回となっているのも良いですね。
充電式エボルタeが出たあとに三洋電機が発売したので対抗のためという意味もあるのかと思います。
軽量なので、ワイヤレスマウスの電池として使ってます。
4.トップバリュ 共環宣言 充電式ニッケル水素電池 HR-3UAE 1.2V min.950mAh 日本製 37g
イオンのPB、トップバリュシリーズの充電池です。
2008年に発売されましたが、現在は店頭在庫のみとなっているようです。
パッケージや型番から推測できる通り、三洋電機のOEM。
容量が半分になったけれど、充放電できるサイクル数が約1300回になり、軽量なのが特徴。
発売時の記事はこちら。http://journal.mycom.co.jp/news/2008/05/14/031/index.html
エネループ・ライトが出るまでは、「軽量な充電池」としておすすめの電池でした。
容量と重量が同じで、イオン向けに出していたものを第二世代の技術を使って自社で製造・販売するようになったのが、HR-3UQなのかなと思います。
型番HR-3UAE のAEはAEONのAEかと思われます。
5.松下電池工業 充電式ニッケル水素電池 HHR-3MPS 1.2V min.2000mAh 中国製 55g
2005年に発売された松下電池工業時代のニッケル水素充電池。
松下電池工業とジーエス・ユアサバッテリーとが共同開発した製品です。三洋エネループを相手に本気出したかと驚きました。
エネループと同様のコンセプトの製品です。容量(min. 200mAh)も充放電できるサイクル数(約1000回)も一緒。
とはいえ、性能に違いはあり、当時のマイコミジャーナルの記事を読んでエネループを選択しました。
比較記事はここ。約1年間にわたる長期テスト(経過テスト)になっています。
コラム 男の家電
eneloop vs. HHR-3MPS(1) http://journal.mycom.co.jp/column/kaden/019/index.html
eneloop vs. HHR-3MPS(2) http://journal.mycom.co.jp/column/kaden/023/index.html
eneloop vs. HHR-3MPS(3) http://journal.mycom.co.jp/column/kaden/024/index.html
eneloop vs. HHR-3MPS(4) http://journal.mycom.co.jp/column/kaden/028/index.html
eneloop vs. HHR-3MPS(5) http://journal.mycom.co.jp/column/kaden/035/index.html
eneloop vs. HHR-3MPS(6) http://journal.mycom.co.jp/column/kaden/041/index.html
6.パナソニック 充電式エボルタ HHR-3MRS 1.2V min.2000mAh 中国製 55g
2008年に発売された充電式エボルタ。
充放電できるサイクル数が約1200回と発売時にはエネループを上回っていました。
電池の大きさが微妙に大きいので狭めの電池ケースだと外すのに苦労します。
7.パナソニック 充電式エボルタe HHR-3LVS 1.2V min.1000mAh 中国製 40g
2010年4月に発売された充電式エボルタe。名称だけだと何のことだかわかりませんが、エントリー、エコノミーのeかと。
スーパーに置いてあるのをよく見かけます。
容量半分で価格は3割安く、充放電できるサイクル数が約1500回に、そして軽量になっています。
8.レクセル e-keep LH200-2AH51LF 1.2V 2000mAh 中国製 54g
中国のLEXCELが製造、日本レクセルが販売するエネループのコンセプトに乗った製品です。
充放電できるサイクル数は1000回となっています。
電池サイズのバリエーションが豊富で、単1、単2、単3、単4、そして9V(006P)まであります。
(単3と単4以外は未発売なんですが・・・)
価格帯はエネループ・ライト、エボルタeと同じぐらい。
9.武田コーポレーション 充電式ニッケル水素電池 VOLCANO NZ 1.2V 1300mAh 中国製 45g
ごく普通のニッケル水素充電池です。
ごく普通だけど、1本105円で買えるというのは大きな魅力です。
セリア系のお店で扱っている商品です。
容量は1350mAhと小さめになっていますが、実際はもう少しあるように思います。
自己放電しやすい昔のタイプの充電池ですが、大容量のものと違いちょっとぐらいであればそんなに自己放電しないと思います。
安さでは断トツ。入手性も良いかと思います。
(同じく105円で販売されている充電器は急速充電できないので買ってません)
参考:アルカリ電池 三洋電機 LR6B/1.5V インドネシア製 47g
参考:マンガン電池 ワッツ マンガン電池単3型 中国製 35g
ということで、手元にあるニッケル水素充電池を比較してみました。
大容量のものはそれなりの重量になります。電池のサイズも微妙に異なり、ちょっと太すぎるぞというものもあります。
灯油ポンプ(冬の必需品)やポータブルCDプレイヤーには、主にエネループかエボルタ、マウスには軽量なエネループ・ライト、トップバリュを使っています。
自己放電が少ないのでリモコンにも使えますが、リモコンにはマンガン電池を使ってます。
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