2012年9月12日

RIAJ 日本レコード協会 "THE RECORD" 特集記事「CD30周年に寄せて ~コンパクトディスク クロニクル~」

以前から日本レコード協会(RIAJ)の各種統計を利用させてもらっていますが、レコ協が発行している季刊誌 "THE RECORD" の最新号ではCD(コンパクトディスク)の30周年記念特集が掲載されています。

日本レコード協会 THE RECORD 2012年9月号
http://www.riaj.or.jp/issue/record/2012/201209.html



著作権法改正では私と真逆のスタンスの同協会、(法案提出は自民党と公明党だけど)違法ダウンロード罰則化を推進した側としては「憎い敵」ではありますが、前述の各種統計や機関紙を誰でも閲覧できるようにしている点は評価しています。

閑話休題。トリビアとしてCDの発売年略号が掲載されていて、以前からの謎がすっきりしました。

http://www.riaj.or.jp/issue/record/2012/201209.pdf


CDジャケットに表記されているCDの発売年は、 1994年以前はアルファベット一文字の略号で表記していた。NIHON RECORD KYOKAI(日本レコード協会)のアルファベットを順に使用。(重複するアルファベットは飛ばす)
古めの日本盤CDだとバックインレイ(CDケースの裏面印刷側)に囲みで「D・12・10」とかの表記がありますがその解説。
「90・12・16」というわかりやすい表記と異なり何年にリリース(再発含む)されたCDなのかがわかりにくいんです。この謎がこれですっきりというわけです。

それにしても "NIHON RECORD KYOKAI" の文字を順に使っていたとは思いませんでした。(関係者向けの記号だったんでしょうね)

記事では「1994年以前は」となっていますが、手持ちのCDを見てみると90で始まるものも多いので、レコード会社によってはそれ以前からアルファベットの部分を西暦年号に変えてんですかね。

お隣の世界一長いアルバムタイトルはフィオナ・アップ(Fiona Apple) のアルバムだったんですね。邦題は「真実」と短いし、CDDBでは最初の数ワードだけの登録になっているので気付きませんでした。
(Fiona Apple はバディーホリーへのトリビュートアルバムで好印象だったので全部揃えました。寡作な方なんで全部揃えても4枚なんで助かります)

ということで、お世話になっているCDの30周年特集は一読の価値があるかと思います。
PDF形式で誰でも閲覧、保存できますからぜひ。

関連
著作権法改正 -「1998年をピークに」を掘り下げてみる
http://tiiduka.blogspot.com/2012/06/1998.html

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