古めのポータブルCDプレイヤー、ソニーのDiscman D-202です。
1991年3月発売のモデルです。
昨日紹介したDiscman D-101と同じ年のモデルで、こちらが上位機になります。
マルチビットDAC搭載のDiscmanです。
DBBというBass Boostが付いていて、Normal、Mid、Maxの切り替えができます。(手前右下)
出力は右側面にヘッドフォン端子とLine Out(アナログ)が付いています。
というのが概要。
分厚く見えるけどそんなに厚みはないんです。
D-101とD-202を並べてみました。(左がD-101、右がD-202)
色の他に上蓋の「窓」のデザインが違います。
上下に重ねてみました。(上がD-101、下がD-202)
ACアダプタ接続時にはバックライトが点灯します。
違いをまとめると
- 上蓋のデザイン
- 色
- DCジャック給電時のバックライト点灯
- リモコン対応
となります。
リモコンは便利だし、オレンジのバックライトがいい感じではありますが、それだけの違いで6500円の差ですかなんてことも。
液晶部のレベルメータはボリューム連動じゃないんで再生中は常時上下してます。
出てくる音はD-101と同じなんだと思います。基板も見ましたが構成は同じでしたし。
このプレイヤーも針音のようなノイズを発します。一時停止時にはぴたりと止まるんでコンデンサの容量抜けが原因なんだろうと思います。
発売年が1993年と2年違いでPanasonic SL-S150というマルチビットのポータブルCDプレイヤーがありますが、D-101(D-202)に共通するウォーム系の音だなと思います。
(SL-S150も複数台所有してますが完動率が高いのはPanasonicのような気がします)
D-101、D-202ともにこの機種ならではという音なんですけど、針音のようなノイズ、ピックアップ移動時のノイズを拾いやすい点はほんと残念です。
#SL-S30やSL-S100、D-22などのようにプレミアというわけでも無いんでヤフーオークションだと500円程度で入手できると思います。(あんまりあてにならない相場感覚ですけど)
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