2011年9月26日

ポータブルCDプレイヤー(SONY D-101) その2

ソニーのポータブルCDプレイヤー、Discman D-101については以前も書いてますが最近のお気に入りなんで再度。
以前の投稿はここです。>ポータブルCDプレイヤー(SONY D-101)

上蓋にはSONY Discman CD COMPACT PLAYER D-101、DBB、8 TIMES OVERSAMPLING DIGITAL FILTERと印刷されています。
『コンパクトCDプレイヤー』だったんですね。


1991年6月発売のモデルなんで20年前のモデルになるわけですが、一部不具合はあるものの動作してます。
厚みがあるように見えますけど、単3電池2本駆動なんで薄めです。

Panasonic SL-S160と比較をしてみるとこうなります。左がSL-S160で右がD-101です。


上蓋は結構大きく開きます。


上蓋には小窓が付いていてメディア(の回転)が見えるようになってます。


液晶部分はバッテリー駆動時にBATTの表示が出るようになってます。(ACアダプタからの給電時は表示無しになります)
トラック、時間の右は音量(レベル)表示です。このレベルメータはボリュームと連動していなくて再生しているCDのレベル目安です。


ぶれてますけど、操作部左側。上蓋のオープンの右にはPLAY MODEとREPEAT/ENTERのスイッチ。イントロ再生なんかも可能です。
下側にはHOLDスイッチ(スライドスイッチ)があります。


液晶右側には選曲の独立したスイッチがあり、その下にストップ(充電)と再生/一時停止のスイッチ。
その下のスライドスイッチはBass Boostの切り替えで、NORM, MID, MAX。Bass Boostは2段階でMAXにするとおいおいってぐらいに増強してくれます。




電池の持ち時間が短いんですが、単3のエネループ2本でCD数枚だったら大丈夫。


右側面手前からヘッドフォンジャック(リモコン端子無し)、ボリューム、LINE OUT(アナログのみ)。
左側面にはRESUMEのON/OFF(スライドスイッチ)だけ。
背面にはDCジャック(センター+のDC6V)だけという構成です。

BASS BOOSTをNORM(OFF)にした状態でも元気な音です。BASS BOOSTをMAXにすると「強烈」というよりは「過剰」な低音まみれになります。MIDで再生するとちょうど良い感じ。(もともと低域がしっかり出るんでNORMでも問題無いレベルなんですけどね)


さすがに20年前のモデルなんでちょっとした不具合があります。
曲間などでざわざわというノイズが乗るんです。(一時停止だと出ない。再生時のみに出るノイズ)
アナログ盤を再生している時の曲間ノイズみたいな感じのノイズなんです。
CDが音飛びした時のような嫌なノイズじゃないんで許容できるノイズとでも言いますか。


分解してみました。
D-22のようにごちゃごちゃしていないので分解は容易です。

こちらは基板裏面。部品点数が多いです。びっちり。


表側は接写を中心に。



ヘッドフォン端子に近いコンデンサ、どうもこれが怪しい感じ。


フラッシュを使って撮影したものがこれ。


リード式のコンデンサだったら簡単なんですけど表面実装用のコンデンサなんでどうしようかと思案中。

リモコン端子付の上位モデルD-202を修理した方のWeb。
SONY Discman D-202の修理
http://nationalmaclord.web.fc2.com/d-202_repair.html

ノイズの出方が同じなんでやっぱりコンデンサの交換ですかね。

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