2010年11月3日

Loudness War : "(Just Like) Starting Over" で比較

John Lennonのダブルファンタジー「ストリップト・ダウン」を購入したので波形を比較してみました。
リッピングしたMP3またはAACでの比較です。目安としてのご参考まで。

比較は、John Lennon Collection というベスト盤収録のもの、前回のリマスター盤、そして今回の「ストリップト・ダウン」2枚目のものです。

使ったソフトは、Audacityというオープンソースのソフトウェア。Mac版もありますんでこれを使いました。


初回CD化と同じ音源と思われるもの。
ベスト盤のJohn Lennon Collection の12曲目より。



2000年リマスター音源
Double Fantasy の1曲目から。



2010年リマスター音源
Double Fantasy 'STRIPPED DOWN' の2枚目1曲目から。


さすがに分かれていると比較が大変なので、ステレオトラックを追加して貼り付け、3世代を並べてみました。(順番は上と同じ)


比較すればたしかに2000年のリマスターより「弱め」ではありますが、波形としてみると差はこんな程度でした。
イントロの鐘の音、ボーカル、ギター、コーラスが重なっていき、ドラムが入る部分の波形が顕著ですね。

(Just Like) Starting Over



Paul McCartneyの"Band On The Run"ように、Remasterしただけの生データとそこからパッケージ用に加工した"Loudness"版の両方を配信、というのが一番良いのかもしれないなと思った次第。


Band On The Run


"Band On The Run"は、前回の「箱」があるんで今回は見送る予定です。
ダウンロード販売もあるので(円高なので安い!)ついついポチっといきそうになりましたが。(苦笑)
High Resolution 24bit 96kHzの音源もあります。

関連
The Loudness War と Flat Transfer(リマスタリングCDについて思うこと)

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