映画化されたことすら知らない人がほとんどかと思いますが、Wikipediaには実写版ポパイのことも書いてありました。アニメではなく、実写です。主演はロビン・ウィリアムス。
日本語はさらりとだけ。http://ja.wikipedia.org/wiki/ポパイ
英語で項目も分けてたくさんの記述。http://en.wikipedia.org/wiki/Popeye_(film)
映画はどうでも良いんです。音楽です。音楽がすごい。
Harry Nilsson と Van Dyke Parks が制作したアルバムで、1981年に発売になりました。
実際に歌っているのは俳優の方々ですが、ご両人の音楽になってます。
Harry Nilssonについては、萩原健太さんのWebサイト(古いほう)に詳しく書かれているので読んでみてください。
1992年のハリー・ニルソンの肖像 http://www.ne.jp/asahi/45rpm/kenta/nilsson/harry_nilsson.html
1996年のGoodnight, sleep tight... http://www.ne.jp/asahi/45rpm/kenta/nilsson/nilsson_index.html
映画の出来が良くなかったこともあって、サウンドトラックアルバムも話題にならず。
その後、「渋谷系」の盛り上がりでもCD化されずに30年弱。ようやく日本先行でCD化されました。
紙ジャケット仕様で24ページのブックレット付き。
私が知ったのは「レコード・コレクターズ」誌の1987年1月号。
特集が「バーバンクサウンド ウエスト・コースト・ロックの源流を探る」でした。
今では有名になった Roger Nichols や、Harry Nilsson と Van Dyke Parks の名前を知って関連盤を探したものです。
誌名ロゴは変わっていないのでそんなに古いって感じがしません。
1987年1月号 当時は580円でした。(今は700円)
特集記事は6ページ〜31ページまで。
記憶ではもっと分量があったはずなんですが読み返してみたら25ページでびっくり。
座談会では、小倉エージ、小西康陽、鈴木惣一郎の三氏。(サーフロック特集のときは大瀧詠一、山下達郎だったなぁ)
最近文字を大きくしたばかりの同誌ですが、この頃はまだ活版印刷です。
その一枚が、この映画ポパイのサントラ盤。(記事では1行ぐらいの扱いでしたけど)
今は無くなってしまった渋谷のシスコでカット盤を購入。
そんなに高くなかったことだけ覚えてます。
ジャケットを比較してみました。どっちも紙ジャケ。
カット盤なので、ここに切り欠きがあります。(安価で流通させるために「カット」)
このような再発(リイシュー)は大歓迎。
初回限定商法を繰り返していてもパイはどんどん小さくなるばかり。
紙ジャケ化や新素材CDで何度も買わせるのではなく、まだまだCD化されていないアルバムはたくさんあるので、そっちに労力をと思う次第。
映画の存在は知っていたけど、主演がR.ウィリアムスとは知りませんでしたよ。
返信削除なんとデビュー作だそうですから。びっくり。
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