ソニーのポータブルCDプレイヤー、Discman D-365です。
1996年12月発売のモデルです。
下二桁が65なのは、D-265,D-365、D-465とありまして、共に1996年12月発売です。
以前紹介したD-265と今回のD-365は「充電式ニッケル水素電池」の付属有無だけです。
ですので、D-265の内容とほぼ同じです。(ご容赦を)
1bit DAC、10秒間の音飛び防止機能(ESP)搭載です。
結構クセのあるデザインなので見たことあるな、と思う方が多いかもしれません。
ピックアップはDAX11というモデルが使われています。
電源は単3電池2本、またはDC4.5V(センター+)です。
外付け電池ケースが取り付けられるようになっています。
電池ケース側には、音量抑制機能AVLSのスイッチがあります。
HOLD以外の操作部が上蓋になっているため、下側はすっきりしています。
出力はヘッドフォンジャックとLineOut(アナログと光)です。
音は元気な音。ドンシャリ傾向のDiscmanらしい感じです。
出力も大きめなので鳴らしにくいヘッドフォンでも音量をかせぐことができます。
また、光出力が付いているのも良い点です。
省電力モデルではないので、電池の持ちが悪いように思われますが、実際はそんなに悪いという程ではありません。
以下の表は取説からの抜粋です。
充電池駆動で7時間じゃないかと思われますが、BP-DM20という充電池はNiCd(ニカド)充電池で、容量が少ないものです。ニッケル水素充電池になる前の電池での持続時間です。
エネループなどの充電池を使えば(当時の)アルカリ乾電池の数値に近付くと思います。
105円でニッケル水素充電池を購入することができる時代、エネループのような使う前の充電が不要な充電池が出ている現在の状況を考えると、もっと見直されてよいプレイヤーだと思います。
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