変わり種の続きで、こちらはソニーのラジオ機能付きDiscman D-T20です。
古い機種で、1989年に発売されたD-22より前の製品のようです。
D-22との違いは、D-22にはBass Boost機能がありますが、D-T20にはありません。
D-22の発売以前に、D-20という機種があるので、それにラジオを足したものがD-T20のようです。
ストラップホールは手前側左右にあり、肩掛けできるようになっています。
ラジオ機能ですが、AM/FM以外にVHF(アナログ地上波)の音声も聞けるというものです。
FM音声はSTEREO/MONOの切り替えが可能です。
CDとRADIOの切り替えは前面操作部で行います。
下の写真の右下のスライドスイッチで切り替えるのですが、左にするとCD、中央がHOLD、右がRADIOとなります。
RADIOにすると上の写真のRADIOと書いてある左のLEDが赤く点灯します。
ラジオのチューニングは上の写真の円弧が切れているところでダイヤルを回す仕組みです。
電源は単3電池4本、またはACアダプタでDC9V(センターマイナス)となっています。
電池ボックスの構造はD-22と同じです。
裏面は素っ気ないです。本体は樹脂製ですが、底の部分はスチール(鉄)です。
丸いシールは修理歴のある証拠ですね。90年9月に修理を受けているようです。
端子は、右側面にヘッドフォン端子、左側面にREMOTE端子(別売りのリモコンユニットをつなぐもの)、背面にLine Out端子があります。
残念ながらラジオは各派受信できません。
ボリュームにガリノイズあり。
CD再生はそのままでは音飛びあり、プレイヤーを垂直に立てると音飛びせず再生できるという状態です。
垂直に立てた状態で再生、ヘッドフォンで聴いてみるとレンジも広いし元気な音が出てきます。
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