NHK総合でのドラマ「紙の月」(原作は角田光代の同名小説)放映、映画「時をかける少女」が放送されていたんで、それを録画して何度か観てというところから、リアルタイムで接していたスウェーデンのトーレ・ヨハンソン氏がプロデュースしたアルバムを久々に聴いて、そこから近作、伊藤ゴロー氏プロデュース作を買ってみたらこれがなかなか良くて、彼女のディスコグラフィーを調べてみるとわかるんですが、数作毎にプロデューサーを変えつつ、息の長い音楽活動をしているんですよ。
俳優としてのデビュー(しかも薬師丸ひろ子に続く角川映画の〜的な存在)だったのでアイドル歌手とはちょっと違う感じではあったものの、同時期にデビューした歌手の中では「定期的にアルバムを出す」という音楽活動をしている希有な存在。(しかも俳優さんだしねぇ)
1990年代以降、2000年代(0年代)、そして現在に至るまで長いブランクもなく、しっかり音楽活動されてます。いやぁ、そこまで深く調べてなかったんで驚いたのと、プロデューサーによってこうも変わるもんかという適応能力(いや、これは本人の潜在能力なのだろうなとも思うけど)がすごい。
高橋幸宏氏や高野寛らとpupaというバンドもやっていてアルバムもすでに2枚出てますしほんと多彩。
鈴木慶一氏のプロデュース作品では、1994年発売の「カコ」(植田正治氏の写真がジャケットに使われているあれ)がツボ。(鈴木慶一プロデュース作は1992年のGardenから1996年のCloverまで3.5枚)
「女優の気まぐれ」「余興」ではない、本格的なものですんで、そこんとこわかった上でぜひ最新作「noon moon」の試聴を。
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