2007年モデルの上位機とはいえ、CPUはCore2Duo、メモリはDDR2規格の4GBという「今となっては」貧弱な構成。(HDDは7200rpmの640GBと余裕があるけど)
MacOS X 10.7 Lion からはRosettaでのPowerPCアプリケーションソフトのサポートが無くなり、これが MacOS X 10.6 を使い続けている理由でもあったのですが、FreeHand MX のデータをとりあえず移行したんで、「そろそろいいか」と思ってのバージョンアップ。
MacOS X 10.7 Lion は「重くなった」という話を聞いていたけど、OS X Mountain Lion(名称からMacの文字が無くなりました)ではその辺も改善されている様子。
OS X 10.9 Mavericks でも iMac(Mid 2007) は一応サポートされているみたいですが、大きな変化になるわけで入手できなくなってから騒いでも面倒ということもあり、App Storeで購入しておきました。1700円也。(安い!)
駄目だったら Time Machine で戻せばいいんでしょ、と思いつつ作業を開始。
ダウンロード(購入)した OS X 10.8のインストーラを直接起動して・・・と思ったら起動せず。「やってしまったか!」と思ったけど、対象のMacなんだし、というわけで、インストールパッケージからディスクイメージを複製してそこから起動、OSのバージョンアップ完了となりました。
OS X Mountain LionのインストールパッケージからUSBメモリなどにという方法は以下のサイトを参考にしました。
iPhonePEOPLE - Mountain LionのインストールDVDを作る方法
http://iphone.ascii.ne.jp/2012/07/26/mountain-lion-install-dvd/
iPhonePEOPLE - Mountain LionのインストールSDカード/USBメモリーを作る方法
http://iphone.ascii.ne.jp/2012/07/28/ml-sd-usb-install/
通常のDVD-Rだと容量が足らないんで、DL(2層)のものが必要になるんです。
DVDだったら安いし場所も取らないしと思ってたけど挫折。(わざわざメディア買ってというのもなぁ)
USBメモリの8GBかSDカードと迷いましたが、とりあえずSDカードにインストールメディアを作成。しかし、起動時にOptionキーを押して起動メディアの選択に表示されなくて残念。もうこうなったら使っていない2.5インチポータブルHDD(USB2.0接続で30GBという小容量なもの)にインストールメディアになってもらって作業開始。
時間は掛かりましたが、放置しておいたら終わってたという感じ。
(App Storeからの購入の方が時間が掛かってたかも。なんせADSL環境なもので)
詳しい情報をクリックすると構成が表示されます。
この画面は10.7から採用されてるもの。
ひとまずOSのインストールが終わり、メールソフトは移行作業が延々と続き、iTunesはこのバージョンアップで10から11になったり、ソフトウェアアップデート(App Storeで)があれこれあり、ようやく使えるようになったという感じ。
思った以上に時間が掛かりましたが、クリーンインストールじゃないからこんなものかとも。(Macが高速だったらもっと早く終わったんでしょうけどね)
使えなくなったソフトはいろいろありました。
VMware Fusionは古いバージョンを使ってましたが、今回のOS更新で使用できない状態に。(買い直しですね)
アプリケーションフォルダはiMac G4の頃からの引き継ぎなんで、PowerPCアプリケーションソフトが思っていた以上に存在しました。
使ってないソフトばかりだったのでどんどんゴミ箱へ入れてという作業。(AppTrapというソフトを使っているのでアプリケーションソフトを削除すると関連ファイルも削除してくれるんで便利です)
MacOS X 10.6.8 ではSpacesという機能を使ってたんですが、この機能は無くなりアプリケーションソフトの全画面化とLounchpadというスマートフォンみたいなランチャー画面。新機能にはあんまり期待してなかったけど、使いにくくなったなと思います。
もっと大きな変更はメールでしょうか。標準のメールソフト、そのままだとわけのわからん表示でなんだこりゃ状態でした。
設定で「クラシックレイアウトを使用」にして、ルール設定が全部無効になってたんで有効にしたりして設定変更。これで従来っぽく使えるようになりました。
で、FreeHand MXはこんな状態。
Rosettaが無くなったんで動きませんよということです。
まだSpotlightの索引作成が裏で動いている状態なんで、そのせいかFinderの動作が遅いとか不満もありますが、次に買うMacのための準備にはなったかなと。
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