2012年10月2日

ヘッドフォン SONY MDR-MA100

ソニーの開放型ヘッドフォン、MDR-MA300に続いて、下位モデルのMDR-MA100を購入しました。

SONY MDR-MAシリーズ
http://www.sony.jp/headphone/lineup/series/ma.html
SONY MDR-MA100
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-MA100/

MDR-MA300では、「耳たぶにドライバーに当たるのが嫌という人はMDR-MA100、MDR-MA900が良いのかも」と書きましたが、安い方で試してみたという次第。
MDR-MA300よりも安いモデルがどんなもんだろ、と思っての購入だったんですがなかなかよいヘッドフォンです。


パンチング越しに見せるデザインが気に入ってます。


ケーブルは両出しなのでケーブルが出ている方という判断ができません。
左右を見分けるための表示はハウジングを支えるアームの部分にあります。

色は付いていない(MA300ではLに白、Rに赤の塗装あり)のは下位モデルだからでしょうね。
左側のみLマークの上に突起があり、手探りでもわかるようになってます。(MA300と共通)


とはいえ、このヘッドフォンはイヤパッドが特殊なんで左右の見分け方は容易です。
MDR-MA300、MA500では「フレキシブルイヤーフィットメカニズム」が採用されていて、耳たぶの角度に追従するようになっていましたが、MDR-MA100では角度固定となっています。

左側のイヤパッドなんですが、耳たぶを収納する感じでくり抜かれてます。内部に段差があってユニットを固定する面が斜めになっています。


前面から見た状態です。(写真右側が左側ハウジング)
イヤパッドで段差を付けているわけではなく、バッフル面で段差を設けていることがわかるかなと。


型番はとてもわかりにくいところに記載があります。
製品付属の取説にも書いてあるんですが嫌がらせのような場所。


ヘッドバンドはプラスチックですが、そこそこの強度という感じです。無理はできない感じ。
スライド部はクリック感のある機構で調整しやすいです。調整量が多いんで幅のある頭の方でも大丈夫かと。(MA300と共通)


左がMDR−MA300、右がMDR-MA100です。
影が出ているので実物以上にMA300が大きく見えますが、実際に一回りぐらいハウジングの大きさが違います。(ドライバーユニットはどちらも40mmなんですけどね)


こちらも左がMDR−MA300、右がMDR-MA100です。
「フレキシブルイヤーフィットメカニズム」を採用したMDR-MA300と「固定で斜め」なMDR-MA100という違い。


「フレキシブルイヤーフィットメカニズム」では耳の角度に追従するという発想は良いと思うんだけど、耳にずっと当たっている感じが不快でしたけど、内側をくり抜いているだけでユニット面が斜めになっているだけのMDR-MA100ではその点は問題無し。

イヤパッドは布製でさらっとしていること、側圧が緩めなこと、そして軽量なこともあり長時間の装着でも問題無し。

音は、低音過多という印象のMDR-MA300、バランスの良いMDR-MA100という感じです。
映画鑑賞時に低音の量感が欲しい時はMDR-MA300、音楽を流し聞きならMDR-MA100という使い分けになりそうです。

仕様
  • 型式 オープンエアダイナミック型
  • ドライバーユニット 40mm、ドーム型
  • 感度 100dB/mW
  • 再生周波数帯域 12-22,000Hz
  • インピーダンス 40Ω
  • 最大入力 1000m W
  • コード長 2.0m
  • 入力プラグ 金メッキステレオミニプラグ
  • 質量 約190g 




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