「カメラ・カメラ・カメラ」で良いな!と思ったんだけど、「ヘッド博士の世界塔」では、そのコラージュ的な世界感がどうにも馴染めず。大好きなブライアン・ウィルソンの曲を「引用」してるんで、どうしても評価が厳しくなります。
彼らのファースト・アルバム「three cheers for our side〜海へ行くつもりじゃなかった」を先にちゃんと聴いていなかったもんで、どうにも接し方がわからなかったというか。
ガンダムの初回放送時、友だちの中で話題になってたガンダムを試しに見てみたけど「期待していたような戦闘シーンの無い、サイド6での話」(第34話「宿命の出会い」)で拍子抜けしてしまったときと同じ感覚。
ガンダムのこの回は、アムロが父親と再会、落胆したり、アムロとシャアが対面して挨拶したり、「ホワイト・ベース、ガンダムがジオン軍」の戦闘シーンをシャアがテレビ観戦していたりと不思議な回なんですけど、初めて観たガンダムがこの回だったもんで、『なんて難解で暗いアニメなんだろう』って思ったもんです。(再放送開始までなんでこんな暗い話で人気あるのか理解できませんでした)
フリッパーズ・ギターの(Double K.O.Corporation名義での)渡辺満里奈への楽曲提供もこの頃で、「大好きなシャツ (1990旅行作戦)」は良かったですね。当時通っていた仙台のレコード屋さんで渡辺満里奈のCDが置いてあったのが印象的でした。(輸入盤を中心とした小さな店だったんで)
フリッパーズ・ギターとしての活動期間中にリアル・タイムで接していたからと言って接し方次第だったということなんでしょうかね。今みたいにいろいろな情報が溢れている時代じゃなかったですしね。そんなわけで、「ヘッド博士の世界塔」で馴染めず、フリッパーズ・ギターとしての関心はそれまで。
小沢健二、コーネリアスのソロ作品はよく聴きましたけど。
それ以外のCDはちょっとずつ集まっていたという感じ。集めるつもりじゃなかったんだけどちょっとずつ集まっていたという感じ。
ファーストアルバムはやっぱり良いなと思います。ここから聴き始めていたらもっと違ったんだろうなぁと今でも思うけど、そうじゃなかったんだから仕方が無いわけです。
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