2011年12月10日

消化映画 - 「17歳のカルテ」(1999年)

図書館で借りてきたDVDで視聴。
予備知識、先入観無しで見始めたら観ている側が混乱してしまったという映画。

17歳のカルテ - goo 映画
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD1456/index.html
60年代末、多感な少女が精神病院で体験した心の葛藤と友情の物語。監督は「コップランド」のジェームズ・マンゴールド。脚本はスザンナ・ケイセンの原作を基にジェームズ・マンゴールド、リサ・ルーマー、アナ・ハミルトン・フェランが執筆。撮影は「トゥルー・クライム」のジャック・N・グリーン。音楽は「フェリシアの旅」のマイケル・ダナ。出演は「オータム・イン・ニューヨーク」のウィノナ・ライダー(製作総指揮も)、「60セカンズ」のアンジェリーナ・ジョリー他。

1960年代後半のアメリカが舞台ということで、冒頭からサイモン&ガーファンクルの "Bookends" 、アストラッド・ジルベルトの「イパネマの娘」などが流れてきます。
予告編でも音楽が効果的。



「精神病院」を舞台にした映画といえば、ジャック・ニコルソンの「カッコーの巣の上で」が有名で、私も好きな映画なんですが、それの女性版?と思って見始めたというのが実際のところ。
「カッコーの巣の上で」で描かれていた病院の怖さみたいな部分もちらっとあり。
ウーピー・ゴールドバーグが性格俳優として良い演技。この映画でアカデミー助演女優賞を受賞したアンジェリーナ・ジョリーも良かったけど主演のウィノナ・ライダーが好演。(日本では「17歳」という邦題のせいで損をしてると思う)

前半は結構戸惑う映画でしたが、後半一気に進みます。


予告編では使われていなかったけど、強く印象に残るのは、ペトゥラ・クラークの「恋のダウンタウン」(Downtown)ですね。トニー・ハッチ作曲のフレンチポップ風の名曲なんですが、これからはこの映画とセットで記憶しちゃいそう。



http://ja.wikipedia.org/wiki/恋のダウンタウン
歌詞の内容も“疲れた時にダウン・タウンに行ってみれば、必ず元気をもらえるわ。ダウン・タウンはあなたを癒してくれるはずよ”というもの。
この曲がぴったりの映画だなと思った次第。




サウンドトラックは見つけたら迷わず入手しようと思います。


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