XBシリーズは、MDR-XB500に続いて2台目になります。
SONY MDR-XB1000
http://www.sony.jp/headphone/products/MDR-XB1000/
現時点での価格は、2万円を切っており随分安くなったなという印象。発売当時の3万円という印象が強かったので余計にそう思うんでしょうか。
(7/25のAmazon価格は、XB300=3122円、XB500=5224円、XB700=7337円、XB1000=18490円)
「新開発大口径70mmドライバーユニット」が売りなだけに、巨大です。
この写真だけ見ると「ちょっと大きいかな」という感じですが、実際に他のヘッドフォンと並べてみると「巨大」だなってことがわかってもらえるかと思います。
ゼンハイザーのHD25-1IIと比較。
XB1000の巨大なイヤパッドの中に入ってしまうぐらいの差。
ソニーMDR-Z700DJとの比較。
375gという重量ながら「キングサイズイヤークッション」のおかげで装着感は良く、重さを感じません。
イヤパッドではなく、「イヤークッション」という名の通りで、この部分で支持している感じになります。
耳がすっぽり入る大きななのでヘッドバンドを短めにしていると「イヤークッション」の下部が浮き上がり、気密性が下がります。ヘッドバンドを心持ち長めにして「イヤークッション」が均等に当たるように装着します。
夏は駄目だろうと思ったら、猛暑日以外だったら快適に使えています。(ここ数日、気温が低めなので助かってます)
「クラブの音場を再現。体で感じる重低音」というコピーが付いているので、低音ドコドコな音を想像しちゃいますが、実際に鳴らしてみると結構普通な音。(エレクトロニカ系との相性は良いと思いますが、それ以外も大丈夫という意味で)
低域が強いというよりも低域をきちんと鳴らしているという印象。
低音の量はやっぱり多いですが、それ以外の領域もしっかり出ているのでドコドコ鳴ってるだけではありません。
気になったのはボーカル。ボーカルが遠く感じるのはエージング不足なのかもしれません。
このヘッドフォン、アンプ部がちゃんとしていないと駄目ですね。
インピーダンスは低いし感度も高いので、ポータブルCDプレイヤーやiPodにつないでもそれなりに鳴ります。
やっぱり本領発揮となるとやっぱり据置のヘッドフォンアンプにつないだ時だと思います。
70mmのドライバなんだもの、ほとんどフルレンジスピーカですから、アンプ必須と思っていた方がいいと思います。
背圧を逃がす穴があるので音漏れも結構します。そういう意味でも部屋用のヘッドフォンだなと思います。
Phile-web ソニーの“タイヤ”ヘッドホン「XB1000」のクラブ音楽以外への対応力は?
http://www.phileweb.com/review/article/201102/21/256.html
AV Watch【新製品レビュー】業界最大70mmユニットが生む重低音を体感
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/np/20110225_428598.html
私の感想では、Phile-webのレビューに近いですかね。
仕様
- 型式:密閉(背面開放)ダイナミック型(耳覆い型)
- ドライバーユニット:70mm、ドーム型
- 感度:106dB/mW
- 再生周波数帯域:2-30000Hz
- インピーダンス:24Ω
- 最大入力:3000mW
- コード長:2.0mフラットコード
- 入力プラグ:金メッキステレオミニプラグ
- 質量:約375g
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