2010年12月23日

デジタル一眼レフ Canon EOS Kiss X3を導入

ようやくデジタル一眼レフカメラを導入しました。


デジタルカメラ歴は長いのですが、デジタル一眼レフは導入せず、レンズ交換できないカメラだけを使ってきました。EVFの付いたFinepix6900Zという大きめのものを使っていた時期もありましたが、基本的にはコンパクトなデジタルカメラばっかり。

銀塩フィルムを用いる一眼レフのカメラは結構使っていたんですが、デジタルになってからは敬遠していました。陳腐化するのが速すぎて買うに買えない状態だったという感じ。
以前のように大量に撮影する機会も無いので、使わないうちに陳腐化するのはやはり寂しいものがあります。

そろそろ落ち着いてきたのかな、と思い始めたのが昨年末あたり。その後もオリンパスやパナソニックのマイクロフォーサーズ機の新型が出たり、ソニーのNEXが出てきて「デジタル一眼」にするか「デジタル一眼レフ」にするかで迷ったのですが、店頭でいじっていて楽しいのは「デジタル一眼レフ」でした。

デジタル一眼レフだと、すでに所有しているレンズが使えるというのも利点です。
所有レンズのマウントで言えば、ニコンFマウントの本数が一番多く、次にペンタックスのKマウント、オリンパスのOMマウント・・・という感じです。
ニコンにしようかな、ペンタックスも応援しなくちゃな、などと思ってはいたものの、実際に所有している多くのレンズはMFレンズ。

ニコンのボディを導入しても制約が多すぎて所有するレンズを多用とはいかないんで、マウント径の大きいEFレンズにした方が良いかなと。
いままでキヤノンのAF一眼レフ(=EOS)を使ってこなかったのでレンズ資産は乏しいけど使えそうなのでこの際、EFマウントにしてみようか、と思った次第。(ボディは無いけどレンズだけあるというのも変ですけど)


EOS Kiss X3 + EF28-80mmF3.5-5.6 IV USM




一眼レフは、学生の時にニコン New FM-2というフルマニュアル機を入手して使ってきました。「露出」というものがどういう仕組み(シャッター速度と絞り値の関係)で、被写界深度がどういうものなのか、ということを勉強させてもらったカメラです。

その後レンズやボディが増えていき、ボディではEMやFE2、F、F2、F3・・・と増えていきましたが、主に使っていたのはニコンF3でした。ファインダーの見やすさ、スポット気味の露出計など使いやすかったですね。

AFボディはニコンだとF90というカメラを持っていますが、その頃にはコニカHEXERやリコーGR1をはじめとするコンパクトカメラを使う機会が多くなっていましたんで、AFの一眼レフはあまり使ってこなかったというのが実際のところです。

ニコンやペンタックスのAFレンズの方が多いんですけど、あえてEFマウントにしちゃったという感じです。

所有レンズは、EF28-80mmF3.5-5.6 IV USMEF135mmF2.8(Soft Focus付)、EF50mmF2.5(Macro)、タムロンの28-80mm F3.5-5.6 Aspherical(77D)と随分アンバランスな構成ですが、ボディだけあればなんとかなる感じ。



ボディをどうするか、で悩むわけですが、ネット通販などで(中古を含め)比較的安価で入手することもできるEOS Kiss Xシリーズにしちゃいました。
ファインダーでのピント合わせが難しい(ペンタプリズムを使わず、ミラーで済ませているから仕方が無いんですが)という部分はあるけども、機能面では問題無さそう。
Kiss X3とX4を比べた場合、実売価格ほどの差は無さそうということで、Kiss X3で十分でしょと。センサーのクリーニング機構も付いてるし。(このクリーニングは譲れないスペックでした。気軽にSSに持ち込める都内などではそんなに気にしないのかもしれませんが)
1510万画素。RAWデータのサイズを考えれば、これでもオーバースペックとも言えますし。

現在の新品価格がボディ4.4万、レンズキット4.8万。フジヤカメラやキタムラの中古をチェックしているとKiss X3のボディは3万円から。レンズキットでも3.8万円ぐらい。
年末で買い替える人が多いのか、中古ボディが豊富なのも良い点。
(Kiss X2だとボディ2.5万だけど、センサーのクリーニング機構、液晶画面が大きく改善されたX3が良いなと)


X4からはバッテリーが変更になってアクセサリー類の互換性が無くなったこともあり、X3
で使える互換バッテリーなどが破格になっているのもありがたい点。(バッテリー2本が1200円とかですんで)


前述の通り、ファインダーはピントの山が掴みにくいというレベル以下の代物ですが、EOSシリーズに限れば中級機でもそんなに大きく改善されないという感じ。
(その点、ニコンのファインダーはよくできてます)

デジタル一眼レフを導入したものの、「できることが多すぎ」て結局はカメラ(とレンズ)にお任せすることになりそうではありますね。

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