とはいえ、最近のキヤノン製デジタル一眼レフでは中級機にもシンクロ接点が無いので、そういう意味では中級機と比べても拡張性で見劣りしないとも言えます。
http://cweb.canon.jp/camera/eosd/kissx3/index.html
アクセサリー紹介
http://cweb.canon.jp/cgi-bin/camera/eos/accessary.cgi?eos=0&select_body=KISSX3
ストロボを除けば、本体に関係するオプションはバッテリーグリップとリモコン程度。
たいていの機能が本体にすでに入っていることもあり、銀塩の一眼レフのようなシステムとして発展させて使うという感じではないですね。
バッテリーグリップ、BG-E5です。
Kiss X4からはバッテリーが変更になったので互換性があるのは、同じバッテリー(LP-E5)を用いるEOS Kiss X3、X2、Fになります。
正直、メーカ価格の1.6万円まで出して買う商品ではないと思います。これを付けたら連写できるようになるわけでも、連写速度が向上するわけでも無いわけですし。(銀塩だとそういうメリットがありました)
中古だと7千円以下で入手できるので買ってみたという次第。
取り付けは、本体の電池蓋を外し、カメラ底面に差し込む形になります。
ボディの電池蓋は簡単に外れるようになっています。
で、外した電池蓋をどうするか、となるわけですが、バッテリーグリップの差し込み部に収納スペースがあってこうなります。
バッテリーグリップを付けたまま出掛けて、途中で外しても運用できるようになってます。
当たり前といえば当たり前ですが、こういう仕掛けはうれしいです。
付属する電池マガジンは二種類。
単3電池6本のマガジンとリチウムイオン充電池LP-E5を1つまたは2つ入れて使うことのできるマガジン。
リチウムイオン充電池を1つだけ入れて運用することもできるし、2つ入れて長時間の運用も可能ということですね。
単3電池を入れて使えるというのは最後の最後、あったら良かったという感じかな、とは思います。
(予備充電池をその分持っていた方がいいでしょうし)
合体させると本体への給電が行われます。特に何かするという必要は無いです。
グリップ側に電源スイッチが付いていますが、これはグリップ側のスイッチやダイヤルをON,OFFするもの。横位置で使うのであればOFFにしておいた方が誤作動しなくて済むというもの。
OFFにしていても本体への給電は行われます。
縦位置にしてみた状態。グリップ側のシャッターボタンとダイヤルです。
使ってみて良いな、と思ったのはライブビューでの撮影時に使う*スイッチ。
ライブビュー(背面の液晶画面に撮影する画像を表示させて使うモード)では、シャッターボタン半押しではなく、専用のボタンを押してピント合わせをすることになるんですが、そのボタン位置がちょうど良い感じ。
横位置だと、こんな感じで握りが浅くなってしまうんです。
全体的に大きくなってしまうので、小型軽量モデルのメリットをつぶす形でのオプションになりますが、手が大きめな方にはこれを付けたほうがしっくりくるという場合が多いんじゃないかなと思います。
銀塩カメラで言えば、ワインダー(フィルムの巻き取りを自動化する機能)を付けた感じに近いんでしょうか。
安い値段で流通していることもあり、ちょっとグリップが小さいんだよなぁと思っている方にはおすすめです。
社外品(互換品)が安い値段で販売されていますが、キタムラなどで中古を探した方が安心できます。
(どこまで互換性があるのか不明ですんで)
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