SONYが1998年頃にDVD対応のDiscmanを発売しています。
1998年7月に発売したDVD-ROM Discman PBD-D50。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199806/98-057/
90,000円とかなりお高く感じますが、DVD普及前の機種だからといえばそんなものだったかも。
DVD-ROMという名称から分かるとおり、PCのDVD-ROMドライブとして利用できます。
1. バッテリー駆動が可能なポータブルDVD-ROM/CD-ROMドライブ
別売のPC接続キット『PBDKIT-PC1W』を使ってPCカードスロットTYPEⅡ装備のノートパソコン(Windows(R)95対応)と簡単に接続可能。大容量メディアDVD-ROMのドライブとして、また8倍速CD-ROMドライブとしても使用できます。さらに本体約570gの軽量に加え、別売バッテリーパックにも対応し(本体充電可能)、ノートパソコンと一緒に手軽に持ち運べます。
稼働時間はというと、以下の通りで音楽CDの方が再生時間が短いということがわかります。(読み取り方式の違いなんでしょうか)
再生ディスク | NP-F750 | NP-F950 |
音楽CD | 約3.2時間 | 約4.9時間 |
ビデオCD | 約3.4時間 | 約5.2時間 |
DVDビデオ | 約2.3時間 | 約3.6時間 |
CD-ROM | 約2.7時間 | 約4.3時間 |
DVD-ROM | 約2.1時間 | 約3.5時間 |
充電時間 | 約7.0時間 | 約 11時間 |
続く、1998年9月に発売したDVD Discman PBD-V30。
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press_Archive/199808/98-070/
こちらは、DVD-ROMじゃなく、DVD Discman。
78,000円と若干安い。(でも高いですが)
再生ディスク | NP-F750 | NP-F950 |
音楽CD | 約3.2時間 | 約4.9時間 |
ビデオCD | 約3.4時間 | 約5.2時間 |
DVDビデオ | 約2.3時間 | 約3.6時間 |
充電時間 | 約7.0時間 | 約11.0時間 |
あまり見かけない、知られないままに終わってしまったように思うのですが、いまこのスペックで出たら買うかと言われると微妙なのは確か。
値段が下がっていれば検討対象になりますが、液晶パネル付きのポータブルDVD機でいいんじゃないかと言われるとそうかもしれません。
ポータブルDVDプレイヤーというと、液晶モニタ付きのものが現在も多数発売されていますが、液晶モニタ無しのものも最近まで発売されていました。
液晶モニタ付きと無し、価格差があまり無いのであれば液晶モニタ付きを買うのが普通でしょうし、純粋にオーディオ向けとなると難しいのだろうなというのがよくわかります。
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