2014年3月30日

ニッケル水素充電池の「充電大会」と「保管」の方法

結構たくさん持っているニッケル水素充電池、自然放電(自己放電)の少ないエネループが登場してからは「使う前に充電」から「充電しておいて保管」になったのはやっぱり便利で、3.11(東日本大震災)の時も大活躍しました。

長期間の停電、東京電力管内ではその後も「計画停電」なるものが行われ、電池の入手が困難、急遽海外から乾電池が輸入されたなんてことになったのもあの頃。
(ベルギー産のPanasonic製アルカリ乾電池が大量に入ってきて、昨年あたりに100円ショップに流れてきたりしてましたね)

乾電池をストックしておいても使い切れずに期限切れなんてパターンは多いし、ラジオや懐中電灯に入れておく電池だと液漏れなんてことも考えられるので、(マンガン電池の利用がメインな)時計類以外は極力ニッケル水素充電池を使うようにしてます。

気温が上がり、春めいてきたこのタイミングで実施しているのが、ストックしているニッケル水素充電池の「充電大会」。冬だと煖房無しの部屋がマイナス室温なんてことにもなる東北地方太平洋側の木造家屋だと、充電池の性能が劣る状態になるんで、暖かくなってからやるようにしてるんです。

スタッドレスタイヤから夏タイヤへの交換はまだ見送ってるけど、「充電大会」は部屋の中でやるんで、この週末に実行したわけです。

4本セットできる充電器を4つ使って、単3と単4のニッケル水素充電池をひたすら充電するというだけなのですが、いろんな機器に使っていることもあって、結構面倒なもの。まとめて実施することで、電池の棚卸しみたいな状態になってしまいました。

ラジオは単3かた単2への変換アダプタを用いていたり、懐中電灯は単1へのアダプタを用いていたりと、基本的に単3電池でサイズ統一をするようにしていますし、灯油の給油ポンプは単1のものではなく、単3電池を使うものを購入するよう心掛けたりなんてこともしてます。

で、充電大会が終わってみると、Sanyo、Panasonic、SONY、試しに買ってみたブランド、それに自然放電が少なくない100円ショップの充電池までいろいろなので、ケース毎に分類、保管することに。

この電池ケースは以前から使っているもので、単3電池が12本入るもの。
セリアとかキャンドゥ、シルクなどの100円ショップで売られています。
電池の種類別にケースを分けることにしたので追加で買ってきました。


こんな感じで、Sanyoのエネループも王冠マーク付きのマイナーチェンジ版とオリジナルは別のケースで管理することにしました。


これをメーカ、種類別にと分けていくと結構な数になりますが、使い終わって(充電後に)「戻す場所」がはっきりわかるからこの方法が一番良いように思います。

キャンドゥで見つけたのがこの電池ケース。これなかなかよくできてます。


「緊急時のストックに!」とあるように、単4電池が4本、単3電池が8本、単2電池と単1電池が2本ずつCDケースサイズに収納されるようになっているもの。


単2と単1は単3電池を入れる変換アダプタ(スペーサー)です。
(スペーサーも100円ショップで売ってます)
今回はすべてPanasonicのEVOLTAシリーズで揃えてみました。(Panasonicブランドで売ってるものみたいになりました)


ケースの蓋を留めておく爪は取っ手の内側にあるので、不用意に外れないというのは素晴らしいです。設計者偉い!


こうやって立てて保管できるので便利。


そういうわけで、このケースは玄関近くに置いておくことに。
というか、このセットで常備しておけば、いざという時にこれで間に合うケースがほとんどなんじゃなかろうかと。
ラジオや懐中電灯(LED式だと長時間の付けっぱなしでも長持ちします)も自然放電の少ないニッケル水素充電池を使うことにしておいてね。

これを「置き薬」的な運用をすれば、いいんだから、実家にこのセットを置いておく、なんてことも良いかなと。(2セット用意しておけば充電器まで置く必要はないし)

加えて、単3電池2本からUSB端子への5V出力のアダプター(これも100円ショップで売ってる)があれば、数日の停電にも対応可能かと。

関連
USB充電用電池ボックス(SANYO KBC-D1 vs 105円)
http://tiiduka.blogspot.com/2010/03/usbsanyo-kbc-d1-vs-105.html
USBフレキシブルコネクタとUSB充電器の黒モデル (100円ショップ商品)
http://tiiduka.blogspot.com/2010/08/usbusb-100.html

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