2001年にTDKマーケティング(旧TAPEX、現在はイメーションに譲渡)から発売されたモデルです。
CD-MP1201の後継モデルで、日本語表示に対応したのが大きな特徴でしょうか。
AV Watch - TDK、日本語表示とパケットライトに対応した「ニューMOJO」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20011107/tdk.htm
AV Watch - TDK、液晶リモコン付きのニューMOJO
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20020711/tdk2.htm
(1210+液晶リモコンですね)
CD-MP1201よりもスリムになった印象がありますが、実際の大きさで比較するとそんなに変わってません。
ピックアップ部(トラバース)は同一かと思います。
左側面にはHOLDスイッチのみ。
右側面はヘッドフォンジャック、専用リモコンのジャック、ラインアウト(アナログ)、DCジャック(センター+の4.5V)です。
電池接点の金メッキは良い点。また電池を取り出しやすいように紐が付きました。
写真だとわかりにくいのですが、電池ケースの中にファームウェア更新時に使うスライドスイッチがあります。
上蓋の操作部ですがMP1201とほぼ同じ配置です。(MOVEがINDEXに変わってます)
ディスクを入れて「起動」しているところ。ファームウェアのバージョンが出ます。
1.00だったので更新してみました。
更新の際は電池ケース部のスイッチを変更して、ファームウェアを入れたCD-R(またはCD-RW)のメディアをセットして、という流れになります。
ファームウェアそのものは圧縮ファイルのEXE形式(mojo110.exe)だったのですが、Macで伸張して取説のPDFとファームウェアを取り出すことができました。
更新後、1.10になりました。
更新履歴は以下の通りです。
Ver. 1.09からの修正点
・パケットライト形式で書き込まれたCD-RWの認識を強化しました。
Ver. 1.08からの修正点
・CDの認識をより確実にするための改善をいたしました。
Ver. 1.07からの修正点
・CDの認識をより確実にするための改善をいたしました。
Ver. 1.06からの修正点
・動作の安定性を強化いたしました。
Ver. 1.05からの修正点
・CDの認識をより確実にするための改善をいたしました。
Ver. 1.04からの修正点
・音楽CDの認識をより確実にするための改善をいたしました。
Ver. 1.03からの修正点
・CDの認識をより確実にするための改善をいたしました。
・ Windows XP搭載のライティング機能で書き込まれたメディアをサポートいたしました。他
「CDの認識をより確実にするための改善」がやたらと出てくるので、可能であればバージョンアップした方が良いかなと思います。
音楽CDをセットした時の液晶画面はMP1201とほぼ同じかなと思います。
MENUを表示するとカタカナで「マルチサーチ」が出てきます。日本語表示対応になってますね。
イコライザはBass Boosと統合されました。(NormalでBass Boostという使い方ができなくなりました)またMP1201ではMODEスイッチでイコライザを変更できましたが、MP1210ではMENUからの操作のみとなりました。
音飛び防止機能のESPは3段階の設定ができるようになっています。(MP1201では2段階)
主な仕様
- 対応フォーマット MP3ビットレート8〜320kbps、可変ビットレート(VBR)、ID3 Tag v2(表示のみ)
- CD-DA/CD-EXTRA/Mixed-CD/JOLIET/ISO9660、マルチセッション対応、パケットライト対応
- 出力端子 ヘッドホン/ライン出力 Φ3.5mm ステレオミニジャック
- 電源 単3形アルカリ乾電池×2本、または付属専用ACアダプタ
- 電池持続時間 約10時間(単3形アルカリ乾電池使用、MP3再生時)
- 最大外形寸法 幅 約137mm×高さ 約30mm×奥行き 約154mm
- 本体質量 約320g (単3形乾電池含む)
価格.com - TDK MOJO CD-MP1210 のクチコミ掲示板
0 件のコメント:
コメントを投稿