この製品はポータブルCDプレイヤーとしても使えるけれど、「SDオーディオレコーダー」が本来の姿です。
2002年3月発売のモデルです。
http://panasonic.jp/support/product/audio/SV-SR100.html
http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=SV-SR100
発売開始時のAV Watchの記事。45,000円前後と高額なモデルだったんですね。
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20010928/pana.htm
SDカードの対応表はこちら。SDHCには対応していません。
2GBまでのSDカードに対応しているようです。
http://panasonic.jp/support/sd_w/connect/d_snap/sv_sr100.html
表面は鏡面仕上。プラスチックですが。
ピックアップは通常のものと同じで、プッシュリリース式。大きく開く上蓋も同じ。
側面の赤い端子はマイク端子。
電源はDC4.5V(センター+)または単3電池2本です。
背面にあるのはLineOutではなく、LineInです。(後述)
SDスロット部。右側のイジェクトをスライドさせると開きます。
携帯電話風の入力部。ここで文字入力をすることになります。
上面にはいろいろスイッチが並んでいるのですが、SDカード上のファイルを再生、CDを再生、S-XBSのON/OFF、MODE(REPEATなど)の基本操作、左側に録音スイッチ、ボリューム、DISPLAY。
CDからSDカードへの録音を簡単に行うことができます。
SDカードへの録音はAAC形式。当倍速での録音になります。(CDを再生しながらSDカードに書き込み)
録音モードは、HQ:128kbps, SP:96kbps, LP:64kbpsとなります。(録音時に選択可能)
CDからの録音だけでなく、マイクやLineInを使った録音も可能です。
SD規格を普及させるための機器という印象が強いです。
「当倍速での」SDカードへの記録、外部出力の制限(ヘッドフォン端子のみ)と制約が多い機種です。
しかし当時、Panasonicブランドで展開していたSDオーディオプレイヤーの「母艦」としての役割を考えると合点がいきます。
SDオーディオ機器への音楽データをどうやって作るか、PCを使わない層向けに簡単にしてみたものがこの機種かと思います。
「PCを使わずに」という点がポイントかと。
PC周辺機器メーカのエレコムでも同様の機器が販売されていました。
こちらは最大4倍速での録音が可能。2005年発売の機種です。
ELECOM PLC-2
http://www2.elecom.co.jp/avd/digital-audio/plc-2/index.asp
http://www.elecom.co.jp/news/200510/pleo2/index.html
PanasonicのSDオーディオ機器。
SV-SD80
SV-SD01
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