今さらだけどユニバーサルプレイヤー OPPO BDP-93 NuForce Xtreme Edition(BDP-93NXE) を購入しました。もちろん中古です。
BD,DVD,SACD,CDのユニバーサルプレイヤーなので、HDMI出力が(しかも2つも)付いているんですが、それは普段は接続せず、RCAケーブルのLとRだけつないでという使い方。CDプレイヤーとして、SACDやDVD Audioの再生機として使っていく予定です。
OPPO DIGITALといえば、OPPO Digital JapanのBDP-105DのJAPAN LIMITEDが物量投下モデルとして有名ですが、さすがに中古市場でも高く、私はBDP-93にNuForceが音声回路を作り直したNuForce Xtreme Editionにしたという次第です。
(CDプレイヤーの買い替えだと思えば十分納得できる相場なので)
NuForceは他にもOPPOのモデルを独自チューンして販売していますが、それの最上位モデルとなります。
- OPPO BDP-83SE NuForce Edition
- OPPO BDP-93 NuForce Edition
- OPPO BDP-93 NuForce Xtreme Edition ←これです。
NuForce Xtreme Edition公式日本語サイトhttp://www.fuhlen.jp/nuforce/highend/products/oppo_bdp_93nxe.html
音楽評論家の高橋健太郎氏がOTOTOYのサイトで8年前に、
BDP-95はその後、都内の事務所で少しの間、試用する機会を得た。実のところ、僕は映像やサラウンド再生も扱うユニヴァーサル・プレイヤーのオーディオの部分には、それほどの期待はしない人間だった。自宅でLINNのUNIDISK1.1という百数十万円もするユニヴァーサル・プレイヤーを使っていたこともあるが、CDやSACDの再生能力に関して言えば、オーディオ専用機に分がある、という印象を得ていたからだ。だから、十万円代で買えるユニヴァーサル・プレイヤーであるBDP-95のオーディオ再生能力も、評判が良いとはいえ、価格相応ではないかとは思っていた。
だが、繋いで音を出した瞬間に笑ってしまった。すっとローエンドまで伸びた低音とクリアーな音場がいともたやすく描き出されたからだ。
https://ototoy.jp/feature/2014120400
と書いているんで、こりゃBDP-95にしないと駄目かなと思いつつもやはり出会い(10年前のモデルですから)と予算が。
相場をチェックするとたまにBDP-95の安いのがあるんですが、何かしら不具合を抱えていたりするんでさすがにパスだし、競争率も激しい。円盤を回転させたり光学読み取りだしとメカ系の製品だけに不具合はやはり困りますからね。
アバック 新宿本店ブログでも比較されています。
BDP-93NXEは、エルトン・ジョンの声に厚みと実在感があります。BDP-95は声の厚み・実在感がありつつ、サラウンドするような音の広がり感が圧倒的
BDP-95はBDP-93NXEに近い感じですが、BDP-93NXEの低音は鋭く、こちらはヘビー級のような重さが
BDP-93NXEの方がDSDの特徴が出てやさしく生っぽい音に聴こえます。声が空間に広がる感じは、BDP-95が一番表現できているように
https://blog.avac.co.jp/shinjuku/2011/10/oppo-bdp-95bdp--713f.html
ってな感じで圧倒的な差でもなさそうだし。これでいいんじゃないのとも。
肝心の交換後の音質ですが、CDの音が非常に良くなりました。SACDは従来でも良い音だったのですが、NXEになってからはCDもかなり楽しく聴けるようになりました。
私はこのボードの購入にESOTERICのP-1とD-1を手放したのですが、その価値は合ったと思います。http://staraxis.kazelog.jp/okiraku/2011/07/bdp-93bdp-93nxe-7d9b.html
とまで書かれていては満足しろという話。(2011年の投稿ですけどね)
そうそう、BDP-8xやBDP-9x、BDP-10xシリーズはあの「HDCD」 (High Definition Compatible Digital) のデコードにも対応しているので、たくさんあるHDCDのCDを再生できるという楽しさもあります。
いままで東芝のDVDプレイヤーでHDCDのCDを再生していましたが、腰高な音で全く好きになれなかったので、やはり今回の導入は正解かと思っています。