CDがすごく売れた時期、1995年から発売されたAnthologyシリーズのCD達。
発売当時はよく聴いたけど、やはり完成形のアルバムには敵わないわけで聴かないCDって感じになってました。
公式リリースされたものなので音質は一定以上だし、海賊盤のCDを買って聴くよりはこっちの方がとは思うものの、全三巻、CDの枚数だと全部で6枚になる分量なので聴くと言っても気軽な感じじゃなくなります。ということでこの週末は久々にAnthologyシリーズをと思って聴いてみたわけです。
Anthology 3になるとメンバー間の不協和音、映画 "Let It Be" で描かれていたような重苦しい雰囲気が先入観としてあるもので、苦手な年代(オリジナルアルバムではそういう苦手感覚は無いんですけども)なんですが、これ今さらですけど、なかなか良いじゃありませんか。
よく知っている曲、脳内再生できる曲とでも言いましょうか、そういう曲の違うアレンジだったりするわけでやはり新鮮な感覚。
ポールのJunkがここに収録されていたのかと、新たに気づいた点もあったりして。
アルバムとしての統一感なんてものをこのシリーズに求めるのは酷なのですが、リリース当時は初めて買うビートルズのCDがこれだったという人もいたんですから、宣伝って怖い。
昨年の末に iTunes Store へ登場した "The Beatles Bootleg Recordings 1963" というアルバムもあるので、次はこれ聴こうかなと。
このアルバム、iTunes Store での発売当初は1500円と安かったけど現在は6000円。
著作権法で保護される期間を延ばすための策としてのリリースなんでしょうけど、やるならとことんやってくれよ、と言いたくなります。
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