2014年2月9日

ロジクール Wireless Keyboard K270 Unifying対応で結構便利な日本語キーボード

ロジクール(海外ではロジテック)のキーボード、日本には投入されない商品も多いし、まず日本語キーボードだけしか販売されないということもあって見送りが続いているんですが、Mac用にも使えるけれど、Windows用にということで購入したワイヤレスキーボードです。

Logicool Wireless Keyboard K270
http://www.logicool.co.jp/ja-jp/product/wireless-keyboard-k270?crid=26

Unifyingというロジクール独自のワイヤレス規格で、1つのレシーバ(USB端子に挿すもの)で最大6台の対応機器を登録できる(ペアリングできる)というもの。

最近のロジクールのマウス(一定の金額以上だけど、1500円ぐらいのワイヤレスマウスから)にはUnifyingレシーバが付属しているんで、出荷量としては結構多い独自規格かとお思います。

最大6台と言ってもマウスを6台もペアリングしても無意味なんで(使い分けという意味ではあるケースだけど、普通はマウス2台とかでしょ)、キーボード(複数製品の販売あり)、テンキーボード(以前は日本でも販売してたもの)とかをペアリングしておいてという使い方になるのかと思います。

Bluetoothというワイヤレス接続できる規格があるのになんで独自?となるところですが、Bluetoothよりも省電力で入力デバイスに特化しているからUnifyingレシーバをPCやMacに挿すだけでそのまま使えるというメリットがあります。

Unifying規格の製品だからといってその1台だけ使うんであれば、設定不要でそのまま使えるんですが、機器を追加(ペアリング)するには専用のユーティリティソフトが必要となります。(WindowsとMacOSに対応)

てなわけで、Unifying規格のマウスを使っているなら、キーボードもUnifying規格のものにすれば、USBポート1つで両方無線化となるんでこれは便利。

Bluetoothを内蔵していないノートPCにUnifyingレシーバを挿すだけでマウスとキーボードを増設できるというのは便利。(Unifyingに対してのペアリングなので、別のPC、別のMacへと挿すものを変更するだけで、ペアリングされたマウスとかキーボードはそのまま利用できるってのは結構便利ですよ。BluetoothだとPC単位でのペアリングになりますんで)

ということで、長々とUnifyingについて書きましたが、本題のキーボードについて。
一番安い価格帯のワイヤレスキーボードなので、期待し過ぎるとがっかりになりますが、値段なりというよりは値段以上の出来かと思いました。

全景。横長で筐体のプラスチックには塗装無し。
なので樹脂成形時の「アラ」が見えます。(右上ロゴ部やカーソルキー上部)とはいえ、斜めからの照明を当てての写真なので見えやすいってだけですが。価格からすれば上等。


電源スイッチがテンキーの上にあり、その隣にはCaps LockのLEDがあるというもの。(LEDの色は緑)

以前のワイヤレスキーボードはレシーバーが大きかったり、電源スイッチが底面にあったり、LEDでの状態表示が無かったりしたもんですが、K270では全て解決されています。

キー配置はかな表記ありの日本語配列。最上部には音量調整や電源関連とかのホットキーがあります。Macでも機能するんで便利ですよ。


半角/全角キーと手前の無変換、変換キー、その隣のカタカナひらがなキーとか「誤入力を発生させるためのキー」がたくさんあるんで、日本語配列というか、106キー、109キーって苦手なんですよ。

Windows3.1とかWindows95の頃は、日本語IMEを出すためにAlt+半角/全角だったように思うんだけど、最近のWindowsOSは変換キーと無変換キーなの?変換候補を表示させるときにスペース連打でいいんじゃないの?などと、勤務先でWindowsOSを使っているにも関わらず、未だに馴染めていないのでありました。

Back Spaceは小さめ、Enterキーは大きいというよくあるパターン。


手前側のキーが異形状なので、AltとWindowsキーを入れ替えてということができないんで残念。

右側はテンキーの上には電源スイッチのみで、カーソルキー周辺もごく普通の配置。


底面には4箇所のゴム足が付いていて安定して設置できます。
チルトスタンドを立てたときの「スコッ」という感触がすごく良いんで、ぜひ店頭で試してみてください。


電池ケースは取り外し式の蓋があり、単4電池2本で動作します。
Unifyingレシーバはキーボードの裏に収納できるようになってます。
以前のMK250(ロジクールの無線マウス+キーボードセット品)だとレシーバが大きくて収納できず、レシーバが行方不明になって使えない状態になっているんでこれなら安心。

キートップを外したところ。


よくあるメンブレン式なんですが、キートップ側のスライダが四角でうまいこと摺動してくれるのでなかなか快適。
打鍵感は軽くもなく、重くもなく。これぞど真ん中というのが私の印象。
かちゃかちゃ音はするけど、まぁこれぐらいの音は仕方がないでしょ、というレベル。

ということで、Unifying対応のマウスを使ってるって人、ノートPCにマウスとキーボードを増設したいって人(セット品が売られてます)、そこそこ安い日本語キーボードを探してるって人にはお勧めです。

k270はキーボード単体、mk270はマウスとキーボードのセット品です。(マウスは横スクロールとか無いやつだけど仕事メインだったらあった方が便利)

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