NHK総合、朝の連ドラ「あまちゃん」。8月は話の進展がいろいろあって、あっという間でした。
土曜日にNHK-BSプレミアムでその週の放送分をまとめて観てましたが、待ちきれなくてBS-プレミアムの夜(23時から)の放送で毎日チェックする状態。
春子(小泉今日子)が設立した「スリーJプロダクション」(宇多田ヒカルのU3が元?)へ独立して、その後は子供向け番組「見つけて壊そう」に「さかなクン」と一緒に出て人気になり、予備校のCMに出るようになって、それからいよいよ「潮騒のメモリー」の再映画化が決まって・・・というのが8月だったんですが、8月31日の放送ではもう「2011年3月11日」の正午あたりまで話が進んでいて、もうそんなに進んじゃうの?と。
もう来週観るのが怖い、けど観たい!という状態。(次週予告では2011年の夏とか言ってるし・・・)
小ネタが多いという話は以前からしてましたけど、「見つけて壊そう」はヴェトナム戦争時のアメリカ軍の作戦「Serch & Destroy」、そこから出来た Iggy Popの「Serch & Destroy」から拝借してますね。(町山智浩さんが指摘してます。歌詞の訳もあるんでおすすめ)
映画でのキスシーンの相手が「いかにもEXILE」って感じの人で、朝の連ドラなのに腰振りまくり(笑)。
ドラマの冒頭に流れるスカのリズムを取り入れた曲が何で歌詞無しのインストゥルメンタルなのか、「潮騒のメモリー」って曲そのものがこのドラマのテーマ曲だからだってことがよーくわかった一ヶ月でもありました。
NHKが表向けに言っている「地域おこしドラマ」なんてものをはるかに超えた次元のドラマになっていて、毎回「じぇじぇ!」「じぇじぇじぇっ!」となる内容。
宮藤官九郎の脚本はほんとよく出来ているなと感じます。
実話ベースの朝ドラ(最近だとゲゲゲの女房、カーネーション、古めだとチョッちゃんとかマー姉ちゃん)にありがちな「その結果がどうなるのかを視聴者が知っている」という制約から開放されているので、「フィクションだから」という強みをこれでもかと発揮しているのはさすが。
加えて登場人物がすごく多いのにそれぞれのキャラ設定ができているからややこしくならないのはすごいですよ、やっぱり。(「奈落」時代に「アメ女」メンバーを細かく描かないというメリハリもあり)
「サントラ」「歌のアルバム」が出てもう終わりかと思ったらサウンドトラックアルバムの続編が9月18日にリリースされます。
半年間の連続ドラマでサウンドトラックアルバムが3枚(関連アルバム「春子の部屋」の2枚)とシングルを除いてもこの枚数)というのはやっぱりすごい。
スリーJは じぇじぇじぇ( J J J )のことだと思ってました
返信削除>宇多田ヒカルのU3が元?
削除これは私の憶測っていうか深読みです。
(U3は宇多田が3人ってことで命名)