NHK総合で放送している SONGS という番組、なんだかんだと録画しておきあとでまとめて視聴してます。(放送時間が30分と短いのが残念)
エルヴィス・プレスリーを取り上げた回はなかなか面白かったです。
SONGS 第255回 エルヴィス・プレスリー
https://www.nhk.or.jp/songs/archive/130413.html
衛星中継コンサートにスポットを当てた内容で、冒頭に日本で生中継を上映するイベント(主催は日テレ)に関わった徳光和夫氏が話すんだけど、日テレの放送内容をNHKが取り上げてというのも最近だと当たり前になってきましたね。
「オンステージ」に関しては湯川れい子さんが出てきて当時日本でのコンサート開催についての話をされています。「若い客に来てもらいたかった」という話は、ビートルズに代表される60年代のバンドがエルヴィスに敬意を払っていた→新しいバンドの演奏を通じてエルヴィスを知ったファンという流れを意識したものかなと思いました。
で、この "Aloha from Hawaii" はYouTubeで全部視聴できるんですね。すごい時代だわ。
1970年代のエルヴィスと言えば白い衣装にラスヴェガスでのショー。全盛期のような体型から違ってしまったエルヴィスが痛々しいと思われているようですけど、1969年の "Suspicious Minds" (サスピシャス・マインド)のような名曲もあったし、エルヴィス・オンステージのような素晴らしいパフォーマンスもあったわけです。
30分という短い番組の中で50年代のデビュー以降から映画出演に縛られた60年代、60年代末からのカムバック期、そして彼の死までを追い掛けるので二部編成にしてもよかったんじゃないのかというぐらいの内容。(SONGSでは2回に分けての放送も行われてます)
エルヴィスが亡くなったのは1977年8月16日。
この頃はまだ小学生でしたが、エルヴィス死亡のニュースはラジオで聞いたことを覚えています。
(ちょうど父の実家に帰省した帰りで、その帰りの車中で聞きました)
Comeback期の作品
デビューの衝撃。
(The Clash の "London Calling" がこのジャケットデザインを「引用」してますね。右が The Clash です。共に名盤)
1990年代に50年代、60年代、70年代のそれぞれ5枚組が出て私は(高かった)国内盤を買って愛聴してますが、いまでは安価なパッケージになって入手しやすくなってます。
ベスト盤1枚より、上記のアルバムでピンときたらその年代をどさっと聴けるんでこちらをお薦めします。
(シングル盤の時代だったし、映画関係はサウンドトラックアルバムだったりするから尚更)
湯川さん、来日できなかった真実をご存知でしょ?
返信削除小林克也さんといい、もう本音で語れば?って世代が綺麗事
発言してる(させられてる)のは、悲しいです。
コメントありがとうございます。
削除私にはその真実がわからなかったりするんですけど、事実は明かにしても良い時期だと思います。
1980年までは薬物関係で入国許可ができなかったミュージシャンが多いですよね。
ストーンズの来日が果たせなかったとか、ポールが成田で留め置かれたりという事実。それが「緩和」され現在に至る経緯など湯川さんとか小林克也さんなら知ってると思うんですけどね。