2013年5月3日

Yep Roc - USインディーレコード会社の細かい動き

結構独特の販売形態(直販で安売りしたり、CDを買うとデジタルデータのおまけをダウンロードできるクーポンコードが入っていたり)のYepRocレコード、ついこの前も「レコードストアデイズ」のあたりに特売をやっていたので11枚ほど購入。本日到着しました。

セール実施時にお知らせすればよかったですね。すみません。



1枚当たり$1.99(高いもので$2.99)、送料が$8なんで11枚で合計$31.89。
送料が安いってこともあってほんと安かったです。

あれこれ買ってみたんですけど、デジパックだったり紙ジャケだったりと手抜き感の無いアルバムでお買い得感が高かったなぁと思います。

インディーとはいえ、ニック・ロウやポール・ウェラー、マイナス・ファイヴもこのレコード会社。
ポール・ウェラーは日本盤がリリースされるけど、マイナス・ファイブになると輸入盤に頼るしかないんでありがたい存在。(The Minus FiveWilcoやR.E.M.メンバーとの共作アルバムもあるグループなんですけど日本じゃ人気が出ませんねぇ)

最近のPVは「あの」マイケル・ネスミスThe Monkeesの帽子の人)がタイトルになった曲。


脱線すると、マイケル・ネスミス(マイク・ネスミス)は早い時期からカントリー・ロック(The Monkees名義だと "Listen To The Band" で濃厚)に傾倒してた人なんで大好き。




1980年代に日本で発生した何度目かの「モンキーズ・リバイバル」はTBSの夕方にモンキーズのテレビショー再放送をやってたからなんだけど、私はここで知って今でも大好き。(同じ1980年代の日本ではコダックのCMに曲が採用されてのリバイバルもありました)

ビートルズに対抗するためにUSのレコード業界がメンバーを募集、楽曲は大御所、有名作家が手掛けるということで「邪道」という不当な扱いを受けるバンドでもあるんですけど、ボイス&ハードやニルソン、ゴフィン/キングの提供曲なんかもあったし、1990年代には『渋谷系』『フリッパーズ・ギター』の流れで 1968年リリースのアルバム "Head" が見直されたりしてました。


で、話は戻ってこの YepRocなんですが、いままでのの販売システムは年内で終了。
すでに新しい販売システムでの運用となっています。新しい販売システムは11spot.comという会社のもののようで、今までよりは情報量も多いし、レスポンスも良いです。(外部に出したんですかね)

旧来のシステムは現在のところまだ動いてますけど、CDにおまけで付いてくるクーポンコードを入力するとアルバムに入っていない楽曲をダウンロードできる仕組みも年内いっぱい。
新しいシステムへの移行は実施しないそうなんで、ダウンロードできるものは期限までにという注意書きも出ています。

旧来のシステムだとレスポンスが悪い(とにかく重い)、エラーがよく出るとかシステムを刷新してということのようですけど、YepRocらしい「おまけ」が無くなるのはちょっと寂しいです。

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